馬瀬〜和良周回ツーリング報告書

日   時:2004/11/28(日)
天   気:快晴 現地出発時気温3°
集合場所:道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉駐車場8時(HI氏宅6時集合・出発)
参 加 者:私G、HI氏、HO氏
目 的 地:馬瀬から和良への周回紅葉堪能ツーリング 小川峠と堀越峠走破
【コース概要】
道の駅飛騨金山ぬく森の里温泉駐車場〜国道256〜県道86〜岩屋ダム小川峠〜畑佐〜国道472(郡上街道)〜八幡町〜国道256〜堀越峠〜和良〜駐車場(走行距離:100.8km)

MAPと高低差図はこちら


今年6月に買い揃えたロードレーサーの集大成で、馬瀬〜和良の周回コースを選択しました。本来、夏ならば、避暑気分で走れるところを、敢えて初冬に挑み、高難易度の峠を2ヶ所含む走行距離100kmを日没までに走破するという、おじさんたちの挑戦の肩書きのためです。
自宅を早朝6時に出発し、一路、下呂市金山町の道の駅へ向かいます。今年は例年に無く、暖かい日が続いていますが、さすがに早朝は、初冬を思わせる寒さで、現地スタート時は気温3°寒さが違っていました。身支度も防寒対策バッチリです。金山町は山に囲まれ、盆地特有の冷え込みが厳しいようです。

    

↑冷え込みが違うのか、みごとな紅葉です。


↓国道256から県道86に入り、岩屋ダム湖に近づくにつれ、湖面からの風は冷たく、走っていてもかなり冷えますが、その分紅葉は絶景でした。ダム湖周回道路のため、徐々に高度を稼ぎ、思ったより上ります。

      

      

↑明宝へ向かいます

     

ダム湖から離れ、弓掛川沿いに走り、夏に訪れたキャンプ場をさらに奥へと進みと人家がなくなり、そこにいるのは、我々と野猿だけです。携帯電話も圏外になってしまいます。さみしい地区ですが、別荘地販売の看板があるのは、不思議です。値が付いている土地なのか?また誰が買うのでしょうか?
いよいよメインの小川峠へと差し掛かります。この峠は難所の為に、平成19年度完成予定の貫通トンネルの工事が施工されており、取付道路橋脚部がすでに完成でした。いずれは、この峠道も廃道化するのでしょう。
さみしい気がします。

    

さすがに難所だけあって、きつい上りです。その分上りきった達成感は、『やったー!』でした。
雪で閉ざされる前の初冬の広角パノラマも、遠くまで見渡せ見事な景観です。だから上るのでしょうか、いつも不思議と違和感無く、峠に向かっています。ここは、標高900メートルあります。さあ、一気に下ります。

      

  

↓明宝から郡上八幡町に下り、昼食の後、再度、難所の堀越峠に入ります。和良へは、どうしても避けては通れず、HO氏は限界になりつつ、我々も上ります。すでに走行距離は、山路60kmを越えています。

  

八幡町の標高230メートルから、堀越峠の527メートルまで300メートルHを短距離・S字を何度も繰り返しながら上がります。すでに、脚腰はパンパンで、2つ目の峠越えは、心身共に疲労困憊しています。時間は15時に差し掛かっていて、日没時間までに、90分しかなく、徐々に気温も下がってきて、吹き抜ける風が冷たいです。

    

日没直前に、事故も無く無事駐車場に着き、疲労が噴き出る感じです。
片付けを済ませ、対面の飛騨金山ぬくもり温泉に入り、疲れを癒し、帰路に就きました。
HI氏、HO氏と共に、この一年しゃにむに走ってきた集大成で選択した峠ですが、選んでよかった峠でもありました。
来春から、再度、体を作り、峠を果敢に攻めたいと熱望し、来週の二之瀬を最後に、今年の峠挑戦を終えようとしています。


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飛騨金山ぬくもり温泉


〔↑アルプス社プロアトラスW3東海CD地図ソフト使用させて頂いています〕