御嵩〜名越峠〜遠ヶ根峠周回ツーリング報告書

おじサイクル企画

日時:2005/4/2(土)
天気:晴→曇→小雨、最高気温14度
集合場所:御嵩町役場8時
参加者:私G、HI氏
【コース概要】御嵩町役場〜八百津町〜名越峠〜白川村〜遠ヶ根峠〜蛭川村〜恵那・大井ダム〜旧中山道・大湫宿〜(道を間違え)R19釜戸〜百狐温泉〜土岐〜R21鬼岩〜御嵩町役場(走行距離:113km:走行時間:7時間)

MAP & 高低差図


前回の浜名湖大会に気を良くして、今度は山路への挑戦です。先ずは御嵩町役場へ駐車させてもらって、そこから出発です。大庭(おにわ)交差点から八百津町へは、まだ、アップもできていない体には辛い、いきなりの坂でした。
八百津町の古い落ち着いた街並をもっと堪能したかったのですが、今回、100km超予定でしたので、時間を有効に使うためにも、通過見学です。栗きんとんの有名な和菓子屋さんが目立ち、きっと秋にはにぎわう街道でしょう。栗きんとんの発祥は、この八百津だそうです。

    

八百津のはずれから、小屋ヶ根峠〜久田見(くたみ)〜白川町藤井へぬける県道83は、名越峠(標高550M)までひたすら登りっぱなしです。久田見を過ぎてからは、利用されていないのか道路状況が非常に悪く、林道のようです。これには、気を使いました(獣も通らない道?) 辛い上りでした。

    

    

↓県道70へ入り、杉材木が山と貯木されてあり、あたりは杉の香りで一杯でした(オッと私は花粉症でした)

    

↓杏の花(ポパイママ談)が、地肌一面に咲いています。

      

この辺りで昼時刻になりましたが、コンビニも何も有りません。駄菓子屋さんで菓子パンを食べ、(今日は)アルコール無しでの健全な自転車乗りです。HI氏が笑うほど、菓子パンを買い込んで、リュックに詰、再出発です。
この時笑われた菓子パンが、後で、大きな非常食となるとは、その時は思っておりませんでした。
白川町〜蛭川町への遠ヶ根峠も(いつものごとく)辛い九十九折りの鬼のような峠です。今回の企画は、平坦な地を走っている感覚が無く、なぜか、ず〜と上ってばかりの気がします。(下りはアッという間ですからね)

    

恵那市に入り、大井発電所・ダムです。景色といえば、このショットしかありません。

    

    

↑の画像は下流からの全景ですが、『戦争映画の橋爆破』シーンに出てくるような、景観です。

    

大井発電所を後にして、武並橋を渡り、(またしても)酷道418(激坂)〜藤〜県道394〜旧中山道・大湫宿(おおくて)への移動です。今回、この区間が一番の難所になり、藤地区から大湫へ抜ける林道は、狭く・急勾配・暗く、精根果たした後の、『これでもか』というような、激坂でした。地元の奥さんには『自転車では無理だよ』と言われましたが、迂回ルートが有りません。どうしても、行かねばならないのです。乗っては上れず、歩いて、上って、それはそれは、大変でした。大湫地区そのものが、標高高い山間部に位置していました。

    

    

大湫宿を後にして、軽快に下ったかと思ったら、国道19・釜戸へ出てしまい、道を間違えたことに気が付き、大慌て!
ルートを考えて、日没までと、雨の降ってくる時間を考えると、元へは戻れず、仕方なくこのままR19〜旧国道歩道を土岐へと向かい、合羽をまとい、非常食の菓子パンをほおばり(ここで役に立ちました)。この時、既に17時過ぎ。
土岐からはR21へと進み、ここでHI氏にアクシデント。パンクです。何故か、チューブにタイヤが収まらず、悪戦苦闘で時間が過ぎ、辺りは真っ暗。気を取り直して、出発。と、思った矢先、数百Mで、再度パンク。仕方なく、彼を置き去りにして、私は一人で、真っ暗の中、前照灯・後尾灯を頼りに、御嵩役場へ車を取りに10kmを事故に注意して一人走行。これは怖かったです。19時半を過ぎていました。
昼食もまともに食べていなかったので、20時の鬼岩公園でのラーメン・ライスは、美味かったです。
いろいろとハプニングあり、(距離を稼ぐことができない)過激な坂ばかりでしたが、事故も怪我もなく無事走行し、終わりよければ全て良し、として一日を終えましたが、累積標高(+)3338Mが示すように、この企画、非常にきつかったこと反省して、終えます。

カシミールマップ、高低差表利用