虎渓山永保寺散策ツーリング報告書

おじサイクル企画

日  時 :2005/6/19(日)
天  気 :快晴(盛夏を思わせる暑さ)
参 加 者:私GとHI氏
目 的 地:虎渓山永保寺散策
【コース概要】
7:00自宅〜HI氏宅〜江南R155〜小牧桃花台〜旧R19〜内々神社
〜多治見〜虎渓山永保寺〜古虎渓〜高蔵寺〜R155〜15:30帰宅
(走行距離:83km)

↓内々(うつつ)神社
昔から武将の尊崇が厚く、豊臣秀吉の朝鮮役にも戦勝を祈願して、この社頭から軍船用の帆柱を伐り出したといわれています。
この先、内々神社すぐ西側道路(県道16号)を(急坂)峠越えし、多治見市内へ入ります。

    

↓多治見市長瀬の臨済宗南禅寺派の虎渓山(こけいざん)永保寺(えいほうじ)は、
夢窓国師(夢窓疎石  むそうそせき)を開祖、仏徳禅師を開山とする名刹で、数多くの文化財があり、
うち観音堂と開山堂は国宝に指定され、わが国の建築史上、貴重な遺構とされています。
残念なことに、平成15年9月10日夜、木造桧皮葺き(ひわだぶき)の本堂、木造瓦葺きの大玄関・
庫裡合わせて約900uが全焼しました。(幸いにも国宝の観音堂と開山堂は無事でした)
↓画像は、消失前・後(HP画像から引用)

    

火災消失建造物再建工事は、偶然にも、一宮市の業者さんが指名を受け、
設計:有限会社菅野企画設計(一宮市木曽川町)
施工:中村建設株式会社(一宮市城之崎通)
桧皮葺資材調達や古代建築木組み唐様伽藍復元、火災消失とはいえ、耐火・防火構造など、歴史建造物と
近代建築とは温度差があり、復元には諸問題があるでしょうが、是非とも頑張っていただきたいですね。
1350年程に建てられた歴史ある木造寺社建築再建、2007年7月の復元工事完成が待ち遠しいですね。
2年後の紅葉の時期に、再訪してみたいです。

    

    

昼食は、R248沿いの中華料理『せん』(多治見市音羽3丁目 0572-25-2170) 
こんなにボリュームあって、ランチ680円でした。美味しかったですよ。

    

↓古虎渓からの眺めです。JRのウォーキングが開催されていて、大勢の方が、汗を拭きながら、歩いてみえました。
川があって涼風が吹いて気持ちよく走れますが、この先は瀬戸市〜春日井市〜小牧市へとR155を進み、
街中進行は走り難く、暑いです。
夏に向かい、走る場所は、山・川のある方へ涼を求めて行ってしまいますね!
今回は大人の社会見学趣旨でした。