徳山ダム工事現場見学会ツーリング報告書

おじサイクル企画

日時:2005/9/18(日)
天気:快晴 秋だというのに暑い 気温28℃(当日は、旧暦八月十五日 中秋の名月)
参加者:私G、HI氏、HO氏、サポート車ITO氏
目的地:徳山ダム工事現場見学会 
      ダム本体の盛立て工事進捗率が現在96%になり、
      盛立て工事の様子が見られるのも本年11月までということで企画遂行
【概要】
自宅6:00出発→ITO氏邸集合・出発→7:30揖斐川町役場から、徳山ダム工事現場パビリオンまで自走、
昨年までの揖斐川(川上に向かって)左岸崩落復旧工事が終了したとの情報で、さっそく、走ってみましたが、
車は走らない(道幅狭く)自転車には最高の環境でした。
交通量極小・涼しく・適度な勾配、快適な足慣らし運転です。
(揖斐川マラソン選手の皆さんには、平地が無く過酷なコースでしょう)
横山ダム通過し道の駅藤橋城へと向かいます。

↓横山ダム近辺

    

↓徳山ダムパビリオン

  

10時からの受付開始なので、早々に到着しましたが、驚くことに既に15名程並んでみえ、11時からの見学会は、
20名ということでしたので、我々自転車おじさん4名の番号は、16〜19と、かろうじてセーフでした。
パビリオン内で10:30からの概要映画を見て、11時からシャトルバスにて移動し、いよいよ場内見学です。
安全の為、指定のヘルメットをかぶります(もちろん、あご紐締めます)

  

↓HO氏、早くも同行ガイドコンパニオンさんと2ショットです。彼女の名前は『坪井里美』さん。
彼は、本能的にいち早く行動します。無情にも水資源機構の職員さんの丁寧な現場説明を全く聞いていません。

  

↓ダム堤、あと10Mかさ上げで、高さ完了です。

    

↓環境を優先し、本来黄色の『CAT』工事車輌もやさしい色に全て塗り替え、経費がかかっていますね。
8月末までは、90dダンプが稼動していたようですが、工事進捗が進み、経費削減で現在は45dダンプ車輌で、
この45dダンプのタイヤ1輪は、300万円だそうです。

    

福井県へとつながる道路の橋脚ですが、すごい高さです。ダム工事は本体工事だけでなく、
付け替え道路の整備までもが必要とされるので、巨額な税金が投じられるわけですね。

    


↓徳山本郷地区
ここは、沈む徳山村の中心であった『本郷』地区。
2年後には試験貯水が始まるそうで、
近い数年後、工事完了時には、かつての小学校も橋も清流も、『ふるさと』が全て沈んでしまいます。
徳山ダム題材とした『ふるさと』という映画を、HI氏はお薦めでした。

    

今回は、おじサイクルならではの、『見聞録』企画で、(走行距離こそ短いですが)自転車ツーリングと工事現場見学会のミスマッチングに、企画した私自身、自己満足に浸っております。
このあと、久瀬村の白龍温泉へ、サポートITO氏の車で移動し、有意義な時間を過ごし、帰路へと就きました。
【参考までに】
徳山ダム工事の目的→@洪水調節A流水の正常な機能の維持B新規利水C発電
ダムの高さ→@黒部ダム(186M)A高瀬ダム(176M)B徳山ダム(161M)
ダム本体の大きさ→@徳山ダムA奈良俣ダムB高瀬ダム
貯水容量→@徳山ダムA奥只見ダムB御母衣ダム