白川町周辺4峠走破ツーリング報告書

おじサイクル企画

日時:2005/11/5(土)
天気:快晴・無風 朝の気温9℃
参加者:私G、HI氏
目的地:加茂郡白川町・東白川村周辺の4峠走破
【コース概要】
7:45白川町役場〜胡摩草峠〜切越峠〜越道(こいど)峠〜大多尾峠〜
白川町役場(走行距離:88km) MAPはこちら

                   

白川町役場に駐車させていただき組み立て準備中、役場職員の方から、丁寧に峠と途中の道のことを教えていただき、
予備知識満載して、さあ出発。風は無いものの、気温9℃に『寒い』と感じ、冬装備に変更。本当に今日は快晴・好天になるのか?と不安になります。

↓八百津町から名越峠で下りてきた藤井地区の貯木場です。春に通った道です。
三川友渕交差点右折して県道68を、胡摩草峠入口の切井地区まで進みます。気温が上がらずとにかく寒いです。

    

高低差表でわかるように、胡摩草峠までは、ひたすら上りです。
切井地区からは陽が差し始め暖かさを感じ、越そうと目指す遠くの山を見ながら、F40×R25ギアで必死に上ります。
徐々に高度を稼ぎ、見下ろす麓に朝霧がかかり、すばらしい光景で、アナログ旅行の自転車ならではの遭遇です。
陽の暖かさと景色に時間を忘れてボーとしてしまいます。『なんとすばらしい景色』かと。

    

↓胡摩草峠を下り、県道70(白川福岡線)、二つ目の切越峠へ向かいます。
標識杭には『霧越』と標されてありました。ここは二つ森山への登山道入口のようです。

    

↓『蔵元 鯨波』発見。中を覗いて見たかったです。ゆっくりしていられないのが残念です。
新田地区から見える山々の木々の色づいたすばらしい景色、感動ものです。
ここから中津川市福岡町下野地区まで延々と下り、スピードも出て、快走です。

    

↓切越峠から快調に下りて、昼食休憩で立寄った中津川市福岡町芝カ瀬地区のR256沿いの『芝カ瀬食堂』さんです。
つまみで牛スジ煮をお願いしましたが、@300円で、汁碗にいっぱい入っており、驚きです『これで300円!』と。
他のお客さんの唐揚げ定食を見て、またびっくり!唐揚げとご飯とサラダの多さに、これで800円とさらに驚きです。
私もカツ丼を食べきれず申し訳ないです。老若男女皆さん大盛り大喰い状態で、格安値段
味も美味しく、こりゃ、繁盛する訳ですね。偶然入った店ですが、また訪れたい店でもあります。

    

食べ過ぎた腹を出しながらR256を北上し、稲荷交差点から旧道に入り秋津地区へと向かい、
秋津から左折して県道359(越原付知線)を越道(こいど)峠へ向かいます。
昼食休憩後といえども、3つ目の峠へのアプローチで、脚はパンパンに張ってきます。あとは根性だけです。
本来3つの峠攻略の予定でしたが、時間配分を考慮すると、もう一つの大多尾峠も視野に入る為、コース修正を考えます。

    

越道(こいど)峠をくだり、大明神地区を探します。小さな集落ですが、左折する『大明神』交差点が分からず、
地元の奥さんにお聞きして探しますが、信号など無く(小さな集落ですから当然と言えば当然です)
標識が折れて倒れており、これでは私共も分からないはずです。
本道から左折して500m程入り無印のT字路を右折です。今更ながらよく判断したな、という感じです。

進行して再度、小高いところに住んでみえるお母さんに道を教えて頂いた後、『飴をあげるからおいで!』と言われ、HI氏に『飴くれるって』『飴?』と顔を見合わせます。
仕方なく家まで行けば、奥さん曰く『あんたら、子供じゃないんだね』だって!
『そうです、私共は、中年おっさんです』
奥さんは『上から見ていたら、歳が分からず、飴とは失礼でした』といわれ、
『いえいえ、有難うございます』と交わし、子ども扱いされた中年峠おやじも形無しでした。
黒砂糖飴二つで、妙な親近感をいだいた後、なんだか安らいだ気分で気を取り直し、
さあ、県道72(恵那蛭川東白川線)を左折して、大多尾峠へ向かいます。
すでに15時を回り、前方直線状態で見える坂道を、ひたすら上りますが、二桁速度は出ません。苦走〜限界です!

  

↓上り切った後は、最後は(上りの辛さを忘れて)延々と、快調に下ります。
    

穏やかな日差しの好天に恵まれて、色づいた秋を満喫し、上りの辛さと下りの軽快さとを表裏で感じ、
また、地元の方々とのちょっとした会話もあり、面白いツーリングとなり、HI氏にも『満足』とうなずいてもらい、
来年の秋も、この行程を組み入れて堪能したいと思い、終わります。
時節柄、日も短くなり、気温も考えて走らなければならなくなり、季節は秋から冬へと移行しつつあり
(11/7は立冬)、
今季も終盤へと、ツーリングを楽しむ時間も限られるようになりましたが、
あと、一、二回是非とも堪能したいです。