白川町〜笠置山周回ツーリング報告書

おじサイクル企画

日時:2005/11/13(日)
天気:快晴・白川町8時気温2℃  日没時刻16:49
参加者:私G、HI氏、MI氏
目的地:笠置山周回の中野方峠、蛭川峠走破
【コース概要】8時白川町役場〜県道68〜中野方(なかのほう)峠〜
中野方ダム〜蛭川(ひるかわ)峠〜恵那・大井ダム〜河合〜
飯地〜福地〜名越(なごし)峠〜役場駐車場 (走行距離:82km)
MAPと高低差表
今週も続けて白川町役場出発時刻は8時ですが、そのときの気温はたったの2℃しかなく、寒さがこたえますが、
直前に購入したウィンドブレーカーが功を奏し、体への影響なくこの先に待ち構える峠道へまい進します。
HIさん、MIさん、80km行程です、さあ、今日一日頑張りましょう!

    

道中10km地点ではすでに汗だくになり、WBを脱ぐと体から湯気が上がります。健康でしょう!
中野方峠は難なく通過し下りきった所で、散歩中のお母さんに道を尋ねたら、完成したばかりのダムを見ていくと良いと言われ、早速、蛭川峠に差しかかる前に今年一月に完成したばかりの【中野方ダム】を見学します。
途中下車の脇道といえども、所詮自転車、ペダルを踏まねばならず、上りはMI氏の疲労度を加速させてしまいました。
【中野方ダム】
中野方地区には水道施設がないため、約二千二百人の住民は井戸水や沢水に頼った生活を送っていましたが、
同ダムは、地元住民らの水供給の要望に答える形で、一九九〇(平成二)年度に国で採択され、
事業が開始され、今季完成し運用が始まったようです。

    

    

一見、雑木林を切り開いたような蛭川峠道は、距離こそ短いですが鬼のような坂で、それでも徐々に上ります。
MI氏の遅れがちょっと気になります。
そろそろ午前の部、限界のようで、脹脛(ふくらはぎ)の筋肉がパンパンだそうです。
すぐ、下りです。もうちょっと、麦酒燃料補給場まで頑張って下さい!

  

↓やっとの思いで下りです。お疲れ様!昼食時間には早いが、腹は減った!
そりゃ、そうでしょ。スタートから上りっぱなしですから!

    

↓大井ダムです。春に訪れたときとは違って、空気が澄んでいてくっきりとした光景です。
日当たりも良くボーとしていたいのですが、先を急ぎます。
(経過時間を気にしなければならないのが、秋冬のツーリングの難点です)

  

恵那市笠置町河合から飯地町へは、7km弱で500mHを上らねばならず、疲労度は増します。2つの峠を走破した後では、今回の最大疲労度感覚は、おそらくこの地点でしょう。
(画像でもわかるように、川のダムが小さく見え、かなり高度上がっています)
午前中の2つの峠で精根尽き果てたMI氏にとって、このダラダラとした坂は、鬼と化すでしょうが、
昨年、家内ら女性もHO氏も上っていますから、ここは踏ん張って下さい!

  

飯地辺りで時間は14:30を過ぎ、このままの時間経過では日没になってしまうと判断し、あと2時間を考慮し、
土地勘の無いMI氏に一人走行してもらうには、不安ではありましたが、MI氏と別れて白川町役場駐車場へ車を取りに行くことに決断致しました。彼には地図を渡し大まかな指示を説明し、私共は一路峠を越えて、白川町へと向かいます。もう画像撮影の余裕は無く、名越峠への入口を尋ねながら進みます。もちろん、(私共なりの)全速力です。
当然、私共にも時間・体力・気力に余裕など有りません。
やっとの思いで駐車場に戻り、すぐ隣の派出所で近辺の道を尋ねますが、勤務中のお巡りさんは、私共の状況を心配し、(私共が)自転車を車に収納している先に、携帯で現在地を確認してある場所まで、ご親切に先に巡回して頂いたようです。
彼は予定走行ルートを外れて走っていましたので、現在地確認の際には、私共も一瞬青ざめました。
派出所の方々には【ご心配をかけ、申し訳ありません。ご配慮有難うございました】と感謝の念です。
当のMI氏は、現地で突然のパトカー出現に驚いたようです!(ま〜そりゃそうでしょうが!)
『大丈夫ですか?お連れの方が心配されていますよ』と声をかけられたようです。
一つ間違えば、暗闇走行となり危険との背中合わせともなりかねない状況ですし、
携帯電話接続状況もままならない山間部ですので、危険度最大ではありました。
と、いう状況も知ってか知らぬかわかりませんが、かなりの疲労度で、帰りの車中はぐっすりお休み時間でした。
私共も『おいおい!』というしかありませんでしたが、何事も無く終わり帰宅できたこと感謝と反省し、
この報告書を終えます。
次回からも、MI氏が峠おやじツーリングに参加されるかは、定かではありません!
追伸:
流行の言葉を使えば『サプライズツーリング』(HI氏命名)になりましたが、有意義な一日でもありました。
寒さと孤独と体力限界で体調不良の中、頑張っていただいたMIさん、お疲れ様でした。
またご一緒しましょう!