下呂市周辺峠三昧ツーリング報告書

おじサイクル企画

日時:2005/11/27(日)
天気:午前中快晴・7:30気温0℃〜午後雨〜15時には上がる
参加者:私G、HI氏、OHTA氏
目的地:飛騨金山〜下呂市宮地の『福○内』昼食目的への峠走破
【コース概要】
飛騨金山温泉〜火打垰(ひうちたわ)〜野多押峠〜松坂峠〜笹峠〜舞台峠〜
福○内(ふくわうち)昼食〜R41〜駐車場
(後半は雨で、竹原峠と久野川峠攻略は中止)

MAPと高低差図


早朝7:30、気温0℃、さあ7峠目指して出発。体が温まらないのに火打垰(ひうちたわ)へのいきなりの急勾配。
(地図によって、火打垰(ひうちたわ)とも火打峠とも表されていますが、石碑は『火打峠』と刻まれていました)
OHTA氏は、元気に一人気を吐いて上っていきますが、HI氏、私は、まだまだピッチが上がりません。
『そんなに早くから意気込むと後が続かないよ』と彼に言いながら、私は、もう息が上がっています。
無理もないでしょう、気温0℃ですから、吐く息も白く、手も足も耳も冷たいです。
この先7峠走破と思い、気持ちは前へ行っていますが、体はまだついていきません!さあ、頑張らねば!

    

火打峠を上りきってから、次の『野多押峠(のだおしとうげ)』へ向かいます。
高天良山(たかてらやま)(908M)を挟んで、火打峠と野多押峠は対称の位置にあります。
(岐阜県金山町,下呂町,白川町の三町の境にあり、岐阜百山のひとつ)
最近、毎週里山を走っているためにわかりますが、季節は確実に移り変わり、
見渡す山々は晩秋から初冬へと表情を変え、里山の家々も、干し柿、漬物用の白菜、大根の天日干しなど、
冬への風物詩が見受けられ、(雪の時期を迎える前に)師走から年越しへの準備でしょう!
寒冷地の白ネギが、太くて甘く、ネギ焼きなど、個人的に、私、好物です。

    

    

県道436の田口洞線の最高地点から望む正面の遠くの山々は、唐塩山(1,608M)か前山(1,814M)でしょうか?
空気が澄んでいて雄大な眺めです。

  

前回下呂駅で雨に降られて立寄る機会を失い、今回どうしても昼食休憩したかった『福○内(ふくわうち)』さんです。

  

自然薯の定食です。噂どおりで美味しく頂けて、お客さんが切れ目なしで入って来られます。
早めに入店したので、席を確保できましたが、ちょっと遅かったら席待ちでした。

  

昼食を済ませて、竹原峠〜久野川峠へと走る予定でしたが、竹原峠への道が見つからず、
地図には明記されていますが、前進すると途中から道が途絶えて獣道となり断念しましたが、
どうも納得ができず、近くで道を尋ねようとした矢先に、今度は雨が降り出し、予報が的中し、
戦意喪失で後半戦を全て断念し、やむなくR41で帰路を急ぎました。
今回、7峠走破企画でしたが、5峠で終わり、残りは来季へと持ち越します。
(帰宅後にネットで調べたら、もっと手前にある車でも走れる進入路を見落としたようでした)

R41を、濡れた路面と交通量の多さとの緊張の中、恐々として走りましたが、
金山駅手前1.5kmで、見覚えのある知った人物が我々三人を追い抜き、
なんとそれは下呂市金山町在住のポパイユーザーさんの『KA氏』でした。
彼も走りたくて走りたくて、うずうずしていたようで、昼から下呂を目指し馬瀬を北上し、
新日和田トンネルから南下してR41を下ってきたようです。
偶然お会いしたのですが、急きょ、道端で自転車談義が始まってしまいました。
ツーリング仲間と、思わぬところで再会し、後半戦断念のトーンダウンしていた気持ちも持ち直し、
今季もこの地方を走ることを終え、それなりに来季への課題を残して終わった72km走行でしたが、
有意義に一日を終えることができ、残すところ(来週の)恒例の二之瀬峠を走って今季を終了いたします。 
山と峠道と里山風情に魅力を感じ、果敢に取り組んできた一年でしたが、冬を迎えて終えようとしております。
私共なりに、この一年果敢に走り込めたことを、家族・友人・ポパイ店に感謝し、
来季もこの地方の峠道を臨みたいです。



高低差グラフでもわかるように、後半は峠道中止のため、R41を下りのみ走行