金華山麓ポタリング報告書

おじサイクル企画

日時:2006/1/22(日)
天気:寒いが天気良好
参加者:私G、TATSU氏
目的地:金華山麓の川原町へ(往復:48.5km)
【コース概要】
9:45拙宅〜奥町駅〜笠松〜加納〜梅林公園〜金華山ドライブコース〜川原町〜笠松〜ポパイ立ち寄り〜拙宅

画像がいきなりホテルで恐縮ですが、笠松→加納と北向き進行する際に、ふと『金華山ドライブコース』を思い出し、
金園町四丁目で、西か東か判断に迷い、20数年前の記憶を頼りに東へ進み梅林公園通過したところで、
これまた昔の記憶にある『ホテル東京』・『ホテル京都』を思い出し、何処にあるかを探りながら進みます。
若かりし頃『東京』と『京都』の所在が好奇心から鮮明に覚えており、不思議な場所だったことを思い出すと、
遠い過去のことながら笑ってしまいます。

  

建物の撮影をしていたら、東京経営者奥さんに不審者と間違えられ、言い訳をして、そそくさと退散します。
言い訳とは『昔、利用させてもらって懐かしかった!』と。なんとTATSU氏の寒い切替しでしょうか!
わざとらしい会話に内心笑ってしまい、そんなことを話しているうちに、奥さんと和解し微笑を持って、
『行ってらっしゃい!』と送り出されたときには、妙に、くすぐったい感じでした。
この2つの建物を懐かしく、また、所在を覚えていらっしゃる方は大勢みえるのでは?と、思う次第です。
金華山を下りると、いきなり東京と京都ですからね!好奇心から覚えていたのは、私だけとは到底思えません。
ほどなく進むとドライブコース入口がありましたが、凍結完全封鎖。
これでは何ともならず、躊躇していたら、ウォーキング女性から『担いで越したら!』と言われ、
さっそく向こうとこちらで担いでゲートを越します。
車もモーターバイクも通らず、ウォーキング愛好者と自転車乗り、しかも私共だけでした。
気持ちよく快調に上ります。今年初めての坂でしたから!

  

  

画像にはありませんが、南側には138タワー、さらに名古屋駅前のツウィンタワー、
北側からは遠く御岳までも見渡せ、冬場ならではの景観でした。
【川原町(かわらまち)】
川原町は湊町・玉井町・元浜町の総称で江戸時代には長良川の船運びの重要な湊町として賑わいをみせた町で、
竹皮や紙、酒など多様な物資が陸揚げされそれらを扱う問屋町として発展したそうです。
世界大戦では、金華山のお陰で空爆されず、焼けずに現存されたそうで、今も格子組の建物が並び、
昔の風情をかもし出し、ぶらりポタリング散策するには、格好のスポット(小径車で走ると似合いの街並み)ですが、
この日はあいにく寒く、人通りが少ない為に、店も開いておらず、十八楼ホテル駐車場だけが、一杯でした。

    

  

春になったら、古き良き風情の軒並びを、玉井屋本舗さんのカステラ生地の登り鮎菓子から始まって、
小紅の渡し、岐阜大仏と見どころ満載の金華山麓一帯を、食べ歩きしたい街並み散策です。
しかし、おじさん二人での走りでは、色気無く、洒落た店へ入ることなく、散策は似合いませんでした(反省事項)。