岩井山かさ神ポタリング報告書
日 時:2006/3/5(日)
天 気:快晴無風15時気温16°
集合場所:ITO邸
参加者:私G、Tatsu氏、HI氏、初参加ITO氏
目的地:岐阜市岩井山かさ神往復(走行距離:59km)
【コース概要】
9時ITO邸〜川島町〜各務原〜長良川リバーサイド道路〜藍川橋〜加野〜かさ神・岩井屋〜
岐阜護国神社〜川原町・玉井町〜加納城址〜笠松〜木曽川町〜解散
ITO氏は『悪魔のささやき』に対し、前日の確認では『自転車乗らない』と頑なに拒否をしましたが、
何を思ってか、朝になり我々が出発間際に『行く』と言い出し、
急きょ集合場所をITO邸にし、我々が大慌てです。
そんな『おじさん4名』を、ITO氏夫人chee-mamaさんや、
驚きから駆けつけてくれたHI氏夫人のPioさんらに見送られての、珍道中の始まりです。
サイクリングパンツもはかず、ヘルメットもかぶらず、さてさて、どうなることやら!
ITO氏完走できるか、心配です。(そんな心配が的中した帰路になりました!)
休憩場所の各務原市の境川公園で作業してみえた年配の市職員の方から、
『四月に琵琶湖一周を計画していますが、何時間ほど掛かりますか?』と尋ねられ、
『皆さん、動き出しているのだなぁ!』と実感する次第です。
自転車は無料の長良川リバーサイド道路です。
風も無く穏やかな日差しで、レーサーともすれ違います。
二月全く走っていない私は、久々に、画像を撮りながら、文章考えながら、
待ちに待った生活が始まると思うと、心うきうき、わくわくしてきます。
それにしても暖かく、良い陽気です!『春』を実感します。
岐阜市岩井に『かさ神様』と呼ばれるお寺があり、かさ=瘡であり、皮膚病に効く神様だそうです。
空海(=弘法大師)創建と言われ、小野小町の病気が治ったと言うわき水が有名です。
その門前に『岩井屋』があり、主に『とふ・いもでんがく・五平餅』の店です。
お参りした後、お目当ての『岩井屋』さんへ入ります。
電話:058-241-0264 営業時間:10〜16時 定休日:毎週月・火(祝日を除く)
店の前で、『とふでんがく』『いもでんがく』『五平餅』を焼いて、
辺りには味噌の焼ける香ばしい匂いが漂います。
11時頃入ったために良かったですが、皆さん、春の陽気に誘い出されてきたのでしょうか、
12時を過ぎる頃には、軒先で行列ができ始めます。さすがに有名なお店ですね。
もちっとした『いもでんがく』やら『とうふでんがく』『ごへいもち』と、ついついビールが進んでしまいます。
自転車乗りらしからぬ、おっさん四人の食欲に、我ながら驚きを隠せません!
このために走り、このために情報を仕入れているわけですから、仕方ないですね。満足です。
↓岐阜護国神社です。
立派な社で、午前には挙式が行なわれていたようです。暇そうにしていた巫女さんに話しかけ、
『ちょっと写真撮ってあげるね』といって、悪いおじさんは近づきました。
川原町・湊町へ移動し、御菓子司玉井屋本舗さんです。
前を通りかかったら美味しそうな春めいた看板が目に留まり、さっそく入ってみることにしました。
春らしい色の『うぐいす餅』と看板銘菓の『登り鮎』です。お店の中で頂くことにして、
『うぐいす餅』は、うぐいす粉(きな粉)にまぶされ柔らかなお餅にちょっと甘めのつぶあんが絶妙でした。
店内は春らしい作品一色で、見て楽しく、食べて楽しく、季節和菓子の芸術性なのでしょうね。
これが真髄の『風姿菓伝』なのでしょう!『さあ、お茶にしませんか』
路地裏に入り込み、おもむろに散策です。
川原町を後にして、一路一宮へと向かいますが、ITO氏のtone downが気になりだします。
若かりし頃の経験者といえども、経年の自転車は、お尻にも膝にも負担がかかることでしょう。
あと十数km、頑張れ
朝一番からハプニングで始まったこの日、
おじさんたちの珍道中は無事終えましたが、春を満喫した一日でもありました。
途中、梅林公園からの帰りという自転車に乗ったご夫婦とお会いしましたが、
ポタリング姿での光景に、微笑ましくも、仲むつまじくも、
自転車って、いいな!と、思う、おやじたちの珍道中でした。
ITO氏の筋肉痛もたいしたことなく安堵しましたが、
朝の冷え込みを無視して走った私の『しもやけ』が痛く、
気温を甘く見たしっぺ返しでした。『つま先、やけに痛いです!』
【岩井山かさ神周辺マップ】
【プロアトラスSV東海地図使用】