鳥羽国崎155kmツーリング報告書

おじサイクル企画

日 時:2006/04/29(土)〜30(日) 往路:自転車、復路:サポート車にて観光帰宅

天 気:往路の自転車は、終日曇天で気温上がらず肌寒く汗は出ず、
     復路の観光は、申し分の無いさらりとした初夏を思わせる『風薫る五月』様でした。

参加者:私G、HI氏、Tatsu氏、ITO氏(サポート車)

目的地:三重県鳥羽市国崎(くざき)一泊二日往路のみの155kmツーリング



【コース概要】
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6:30拙宅出発〜海津町〜国道1号線〜桑名〜四日市市〜亀山市〜国道23号線〜伊勢二見〜鳥羽市〜

旧パールロード〜国崎町
・旅館丸仙宿泊


肌寒さを感じながら、祖父江→東海大橋→木曽三川公園→伊勢大橋→桑名へと順調に走り、

国道1号線に入り、急に交通量が増え、自身のすぐ脇を通り抜ける際に受ける風圧には、緊張を許すわけにはいかず、

車道路肩を走る我々と大型車輌との闘いがこの先延々と続くかと思うと、恐々とします。

平地幹線道路走行は、信号で止まっては再出発の繰り返しで、メリハリが無く以外にも疲れます。

90kmを越す距離を走る頃になると、標識の案内に『伊勢』『鳥羽』という文字を見られるようになり、

淡々として走ってきた気持ちも心なしか前向きになります。

旅館網元 丸仙 
鳥羽市国崎町 電話0599-33-6052/FAX0599-33-6667

 
三重県ハートフル循環器センター前

サポート車ITO氏とも合流し、さあこれからという110km地点で、HI氏がまさかの走行断念。

冬場に痛めた筋肉痛が完治せず、無念のSOS救助。

私とTatsu氏は、HI氏を残し、前進します。鳥羽駅到着では、まだ余裕の体調です。

 

鳥羽駅を過ぎいよいよパールロードへ差しかかります。

自転車やっていない頃、毎年のように訪れていたこの景観の良い道路が、自転車で走ると、こんなに起伏が大きく、

既に140kmを走り、残り15kmを空きっ腹の状態では、なんと走りづらい過酷な道だと今回痛感し、

景色を堪能する余裕など全くありません。

しかし、この苦しさを越せば、遠くまで来る理由の鮮魚料理が待っていると思うと、もう一分張りですが、

久々のデブ汗に、疲労困憊の色は隠せず、展望台への踏み込みは断念します。

今年一番の辛さで、心の中では、早く終わらないかなと念じて走る自分がいますが、

企画者の立場からは弱音を吐くわけにいかず、葛藤の長〜い時間に感じられました。
  

  

 

 

 

やっとの思いで、宿泊先の丸仙さんへ到着です。いつもながらきれいで気さくなママさんの出迎えです。

遠方からのお客さんで一杯ですが、『ママ、到着したぞ!俺のマシン見てくれ!』と、

わがまま言いたい放題の、オッサンの横柄さから始まります。

『もう、今一番忙しいのだから!』という言葉など聞こえません!

汗を流し落とし、宴会へと突入です。スズキ、アワビ、伊勢エビ、ウニ飯と美味満載の料理に舌鼓して、

皆さん、お互いに労をねぎらいます。 美味しい料理で、丸仙さん、ありがとう!

また来年も来ます!もちろん自転車で!今度は用意周到で、パールロードを軽快に走れるように!
午後からの補給をしっかり施せば難なく上れたであろうパールロードでしたが、燃料切れ状態では何ともならず、

展望台での撮影を断念したことが、心残りですが、次回への課題として反省し、往路155km走行を完走で終えます。

さあ、美味しい料理に舌鼓して、今宵を堪能します。

復路は、事情により観光モードとして、これはこれで、おっさん四人の珍道中を楽しんで帰路へとつきました。