2006グランフォンドin白川町


おじサイクル企画
日 時:2006/07/23(日)

天 気:曇りのち雨

集合場所:白川町役場6;30

参加者:後藤・太田・金山・岩田・西田・河嶋・宮田・大橋・さゆり・青木
(敬称略)

目的地:岐阜県加茂郡白川町周辺10峠120km走破
【コース概要】
朝礼後7時白川町役場出発→県道62(白川街道)中川地区左折→@中屋峠→稲田口→A野多押峠→県道432左折→和佐→B執幣(しっぺ)C久野川峠→休憩夏焼地区→笹峠→芋沢上(いもぞうり)D松坂峠→R256→E桜峠→神土(かんど)→県道72→F大多尾峠→県道70→県道72→G遠ヶ根峠→県道408→H蛭川峠I中野方峠→県道68→白川町役場

全国的な大雨がもたらした土砂崩れなどの危険回避で、23(日)の遂行を一旦見送りましたが、前日土曜日午後からぶらり二之瀬峠を足慣らしに出かけた私と岩田氏が偶然鉢合わせし、どうしてもということで押し切られ、再度決行連絡を致しましたら、お一人を除く方々の参加連絡を受け、決行の運びとなりました。

遠方より参加のさゆりさんは、前日からのシルクホテル宿泊で参加され、それぞれが早朝6時過ぎには、白川町役場に集まっておられました。出発準備をし、6:30からの朝礼・自己紹介を済ませ、さあ、出発です。皆さんニコニコ顔で余裕のようですが、この先、鬼のような激坂が待ち構えていると知っているのは、私と太田さんと金山さんだけです。さてさてどうなることやらお楽しみに!
さゆりさん、宮田さん、大橋さん 鋼脚の西田さん

河嶋さんと岩田さん 下呂支部長・金山さん 太田さん

河嶋さん 迷走珍道中の宮田さん
出発地点から川上に向かって走り中屋峠入口です。さあ、上り始めます。
まだ、宮田さん、大橋さんも余裕で上がりますが、汗が落ち始めます。

中屋峠入口にて  頑張れ大橋さん

日程差し戻しの岩田さん 西田さんと河嶋さん

変則的な進入角度の執幣峠入口です。近所のおばちゃんたちからは『熊が出るぞ』と言われてしまいました。勾配を稼ぐようになり、私もそろそろ脚にきてます。そんななか、沢からでている水で一服がなんとも言えません。
執幣(しっぺ)峠入口分岐 この水冷たくて美味かったです 
岩田さん、新品のタイヤいきなりパンク。高価なタイヤなのに、と少々がっかり気味でしたが、ギャラリー前にして手際よい修繕でした。おみごと!

新品のタイヤでもパンクアクシデント 

久野川峠を下り、夏焼地区ヤマホ酒店さん前で、水分補給と小休憩です。あまりの蒸し暑さに岩田さん裸になってしまいました。ここのご主人の薦めで地下水での洗濯。私も頭からかぶりましたが水が冷たく気持ちよいです。西田さん差し入れのアイスクリーム美味かったです。ご馳走様でした。さあ、出発しましょう!

暑くてもたんよ〜!  ヤマホ酒店ご主人

私だけデブ汗が流れ落ち、飲んでは出し飲んでは出しで、そのうちに言葉少なく青ざめてきたので、用心はしてましたが耐えることできず6峠過ぎて無念の棄権です。言い出しの私が先陣を切っての棄権では、格好が取れず恐縮至極で、『皆さん先を急いで何とか完走を』と願い、『遠い山々は雨雲立ち込めてきましたから早く出発を』と促し、頑張って走った紅一点のさゆりさんと共に帰路へと、ルート変更です。気が張っていた緊張が一気に緩み、玉のような汗も気分悪さも治まったので、ちょっと道草です。皆さんには内緒で、さゆりさんと燃料補給です。なんともいえない美味さです。そりゃそうでしょ、ビールを美味しく飲むために走っているのですからね。

自分らしいスタイルで、本来の姿で走ることが出たのは、なんとなくここからのような気がします。気負いが災いしたのですかね。気持ちに余裕が出ると、周りの景観が見え始め、うぐいす、ひぐらし、トンボと妙な季節感が楽しめます。
リタイア後の燃料補給  
送り出した後白川町役場へ戻り、ものの1時間も過ぎないうちに5名が帰還。いったいどうしたことかと聞けば、それなりに頑張られたようでしたが、太田氏も脚の違和感、金山氏も腹痛を訴え、7峠で無念の棄権のようでした。時間遅れで参加出発の青木氏も、長距離峠三昧初挑戦ながら大多尾峠から始まる4峠完走し、『あっぱれ』です。ま〜雨も降り出したことですから、今回はこれで良しとして、一日の大量の汗をきれいサッパリと風呂屋へGO!裸の付き合いの“どっぷりオヤジ”と“オヤジ入口隊?”たちの自転車談義や、今日の反省や、言い訳やらで、皆さん和気藹々でした。その後、空きっ腹で地元一宮へまっしぐらに戻り、“反省会”という名目で、乾杯〜!一同、美味い!最高のご褒美ですよね!


終わってホッとして記念撮影。皆さん良い顔してますね。

今回の企画、奥美濃CC様の活動パクリから始まりましたが、代表の河村さんからの資料提供、ポパイ下呂支部長・金山さんの事前調査など、皆々様のご支援・ご協力と、ポパイさん、家族、友人からの心配を含めて、無事、何事も無く終えたことに感謝し、途中棄権したことに後悔を残して、次なる機会には完走目的で再度訪れようと皆々で誓い、この企画終えます。紅一点のさゆりさん、新人青木さん含めて、参加していただいた皆さん、ご協力有難うございました。

【奥美濃CC代表の河村さんのコメントを記載します】
峠越えはとても魅力的です。私は
「峠旅」と呼んでいますが、ロマンがありますね。これはメイク・ドラマでもあります。特に初めての峠へ行く時はドキドキ感があります。どんな所かな、果たして登らせてもらえるのかな、峠はどんな風景かな、その向こうにはどんな町があるのかな・・・と少年のような気持ちで峠旅を楽しんでいます。
勿論、ダウンヒルの爽快感は言うに及ばずですが・・・



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