強風琵琶湖ツーリング報告書
日 時:2006/10/08(日)
天 気:晴れたり曇ったり一時時雨さらに強風、出発時気温17度その後19度までしか上がらず終日肌寒い
参加者:私G、Tatsuさん、AGさん、kidoさん、miyataさん、さゆりさん、wakiさん、O橋さん
目的地:琵琶湖一周のはずでしたが、強風でコース変更
【コース概要】
道の駅近江母の郷7時集合出発で、強風下琵琶湖大橋へと南下往復(総走行距離:113km)
【プロアトラスSV2転載】集合時間に皆さん遅れることなく到着されましたが期待と天候が合致せず、予報でも終日10Mの風が吹く状況でしたので、ミーティングの際私から“強風のために危険を回避”する意味で、(断腸の思いで)コース変更を言い出しました。湖の琵琶湖にも関わらず、高波が立って、まるでサーフィンができるような状況です。空は曇天、肌寒く、致し方ありません。皆さん変更案同意の上、南下して琵琶湖大橋往復を選択し、オプションで近江八幡市旧商家と水郷散策見学へと変更です。
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高波がたち、北西の風強く、横風・向かい風となって我々の行く手を阻みます。天気は晴れたり曇ったり時雨たり、追い風に乗ったのは、ほんの数キロで58km/Hまで加速(スピード違反?)でき、楽しかったです。あとは風との闘いで終始しました!
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琵琶湖大橋まで50km南下しました。記念撮影して、戻りのルートへ進みます。ここでwaki氏のメカトラブル発生で、ワイヤーが伸びたようで修理開始です。
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10:30昼食にはかなり早いですが、休憩を兼ねて早めの宴会モードへと突入します。『かま久』お薦めのえびおろし蕎麦です。時節柄大きな声では言えませんが、ビン○ール10本も並べてしまい(kidoさんとO橋さんは飲んでません、残る6名が犯罪者なのです)勢いも手伝って進んでしまい和気藹々です。
↓近江八幡市へと移動し、お目当ての『和た与』の“でっち羊羹”をいただきます。近江八幡は近江商人発祥の地で、@丁稚でも買える羊羹 A菓子屋言葉に『でっちる』という言葉があり、こね合わせるという意味があり、その@『丁稚』A『でっちる』を掛け合わされて、でっち羊羹となったようです。練りあがった餡を110gずつ取り分けて、水に濡らした竹の皮に包みこれを蒸篭に入れ強火で蒸して、竹皮の香りとほろ苦さが溶け合ったひなびた味が特徴です。疲れた体には控えめの甘さが絶妙でした。
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でっち羊羹を買い、裏筋の八幡堀水路畔で並んでいただきます。そこへ風情な舟がゆっくりと通り過ぎ旅情を誘います。派手なウェアーで並んで食べているのを舟の中の客人はどのように思ったことでしょうかね。 八幡堀は近江八幡を代表する景観で、かつて湖上交通が主要な交通手段であった頃には経済・物流の中心的な存在で、今でも堀の両側には白壁土蔵が立ち並び往時の賑わいをうかがい知ることができます。戦国豊臣人脈にも尾張派と近江派があるように、近江文化・経済は昔から盛んな様子がうかがえます。
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水路脇の小径を自転車押して歩きます。風情があって、なかなか良いですね。ここに造り酒屋でもあったなら最高なんですが!春は桜、夏は菖蒲が咲き誇り、その季節はもっと賑わうことでしょう!このような場所には小径車が似合いますよ、O橋さん!
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近江八幡をあとにして、安土城址へと向かいます。途中から『びわ湖よし笛ロード』という蒲生郡安土町・旧能登川町(現彦根市)・近江八幡市にまたがる延長26.kmのサイクリング道を走ります。琵琶湖周回コースを淡々と走るのも良いでしょうが、こういう長閑な田園地帯を縫うように走るのも趣があって私は好きです。
↓安土城跡で休憩です。織田信長の居城でしたが、本能寺の変後焼失し、今では天守閣の基礎石や石垣だけが残っています。
帰還する直前横風に悩まされながら走っている時、左横に飛び込んできた景観です。これは撮影しかないと直感です。
【↓さゆりさんの掲示板書き込み文引用させていただきます】
険しい空の向こうにかすかに天使の梯子が見えて 皆は気がついてくれるかな〜と思いながら走ってたので写真に収めてもらえてうれしいです。 いつも一人で湖岸を走っていても飽きないのは 空も湖も 優しいばかりじゃない、けれど挑ませてくれるってところです。
琵琶湖周回Sコース150kmを走るつもりでしたが、急きょ変更した近江八幡散策コースでしたが、強風にあおられながらの往復113kmは、爽走ルート150kmにも勝る辛さでした。その中でも、“まくり人生”にかけるwaki氏筆頭に“挑発”しあい競って走るM星人鋼脚さんらはさすがとしか言いようがありません。今回、コース変更こそしましたが、内容的には決して劣らない、むしろ勝る“刺激”のあるツーリングになりました。 当然の話になりますが、出発したときの顔と帰還した顔では、皆さんかなり疲労感があったようです。お疲れ様でした。 いつもながら、終わると皆さん笑顔になるのが不思議ですね。さらにMへと進むのが心配です。 解散後一部メンバーによる反省会が地元で行なわれたこと言うまでもないこと追記しておきます。
最後に、皆さんの協力で無事終えることでき、この場を以て御礼致します。琵琶湖は来季になりますが、またご一緒できること切望し、報告書を終えます。ありがとうございました。