温見峠ツーリング

おじサイクル企画

日 時 080504(日)
天 気 気温30℃こりゃ真夏です。
参加者 私G、AGさん、katohさん、ジョナさん、ルリオさん、saekoさん
目的地 岐阜県-福井県境の国道157温見峠へのツーリング
往路ルート 復路ルート

根尾樽見地区162H 温見峠1,015H 猫峠590H 折越峠732H
総走行距離:71km
 

以前から一度は行ってみたかった温見(ぬくみ)峠+越波(おっぱ)地区に、いつもの面々が同意していただき、決行となりましたが、なにせ道路状況とかが情報不足で、当初はロードでの走行予定からMTBへと切り替えて、悪路覚悟で、樽見地区標高162Hから温見峠1,015Hへ向かって、往路30km高低差853b、いざ、出発!
根尾樽見地区での4台分駐車場を、
(毎年淡墨桜時期に御邪魔する)さくら茶屋のご主人に事前相談したところ『オレの所へ、置いていいよ』と快諾して頂き、お言葉に甘えて、『さくら茶屋』さんからの出発です。ありがたいことです。

プロアトラスSV2転載 さくら茶屋さんです。

朝一番は、まだまだ元気です。温見峠へ向かって行きましょう! 山、河、橋 いい眺めです。 しょっぱなから通行止め看板

必ず撮影される看板 第一ゲート通過 工事現場立ち入り禁止看板も通過

進むにつれ、国道157も酷道へと様変わりしていきます。
崩落防止ネットフェンスを突き破り、道路本体をふさぎ、我々の行く手を完全にふさいでいます。
ルリオさんが下り、次いで、katohさんが下り、AGさんが下り、3人で連携して、下ろすバイクを転送してくれます。こんな時、私はといえば、口ばっかりで、何もせず、画像撮って、見守っているだけです。ヒンシュク行為ですね。 
こんな悪路状況を超すことは、自転車だからできる行為ですが、
(今更引き返すこと出来ないので)こんなことをしてまでも前進するしかないのです。 これが現時点での国道157状況です。

これでも国道157 自転車をがけ崩れ下から迂回させます。 崩落のため、道路ふさがれ、仕方なく、人海戦術で越します。

ルリオさん、katohさん、AGさん肉体労働ありがとう。 MTBは重いので、大変です。しかも、足場悪いからね。 新しい崩落現場 全く通ることできません。

人が入れないので、キレイな水です。 全く荒らされていない堰堤 ここへは釣り人も入ってこられず。

お決まりの看板 酷道157マニア皆さんが撮影する看板

↓国道157で、有名な場所の『洗い越し』です。皆さんが先行く中、私どもは遊んでいます。
復路の際には、皆さんに初挑戦の『やらせ動画』を撮らせていただきました。(たった17秒ですが、ご笑覧ください)

国道157で有名な場所の『洗い越し』 洗い越し看板 酷道157 これがやってみたかったです。

往路根尾樽見地区標高162bから、岐阜福井県境温見峠標高1,015bまで高度を上げますが、この猫峠入口大河原橋からは、特に激坂上りとなります。待っていたのは、暑さと汗と体力勝負です。『言い出すんじゃ、なかった!』と反省しても遅いですよね。ほっとさせるのは能郷白山が見えた時かな!

猫峠への入口の橋 人を寄せ付けない自然里山 能郷白山です。

春、淡墨桜を見ると、山々の切れ目から、白い冠のひときわ目立つ山が見え、いつか、あの能郷白山へ行ってみたいと思っていた岐阜・福井県境の『温見(ぬくみ)峠』へ、念願かなってついに来ました。
苦労して上ってきた分だけ、感激も増します。 こだわりで、一応福井県側も自転車で踏み越します。

記念撮影、katohさん、ポーズとってよ!

↓ジョナさんがいる位置からちょっとのところで、かたくりの花が群生しているということで、皆さんが丘の上に上がり、私もにわかカメラマンで、かたくりの花をマクロ撮影します。

土手に上がり撮影のジョナさん まだ残雪ありました。 能郷白山登山林道入口案内看板

かたくりの花とルリオさんですが、かなり邪魔です。
気を取り直して、一人マクロ撮影挑戦です。 どうですか、きれいに撮れているでしょ!

このルリオさんについてですが、自転車趣味の他に、貴重な鳥を飼われていて、ハリーポッターの蛇語ではありませんが、鳥語を話せるようで、ここへ来る途中、崩落ネットフェンスの中に、獲物を追いかけて間違って中に入ってしまった鷹を見つけ、何かを話しかけるように鳥語をしゃべり、通じたのか、無事にフェンスから出て行き、また、大空ヘと飛んで行きました。その際、上空で旋回していたようです。肝心なその時の画像が無くて残念です。
そういう彼なんです。

 かたくり群生と男優さん かたくりの花マクロ撮影大成功!

猫峠590Hを越し、越波(おっぱ)地区を通過する頃には、水筒の水も底をつき、自販機もないので、昼食時の民家に駆け込み、飲み水を分けてもらいに入ります。山からの水ということで、枯渇寸前の体には、『水』なんですが、とても美味かったです。
この越波には、いまだ民家が点在しており、冬を除く季節には、麓の家との行き来だそうです。家は豪雪の重みから守るためかと思われる、サポートがしっかりと組まれており、雪の深さと重みは想像を絶することでしょう。

林道猫峠線開通記念碑 猫峠から 越波(おっぱ)地区にて、飲み水をわけていただきました。

越波地区で一休憩し、体力温存しますが、この時点で元気なのは、サイボーグKさんだけです。一人休憩せずして先を偵察に行き、我々がのんびりしているのをせかすように、自転車でウロウロしています。 仕方なく我々も移動し始めますが、待ちかまえていたのは『折越峠732H』でした。見通しが利かない、だらだらと先が読めない坂を、幾うねも上らせ、しっかり汗をかきます。↓画像のように、皆さん、口数少なくノビテいます。限界です。
しかし、上りはここまでで、さくら茶屋さん駐車場へ向かって、あとは下りだけですから、そう思うと助かります。
残り50分ほど、下りを楽しみます。
途中で、キリン燃料自販機を見つけ、前を走る皆さんを無理やり止め、1g換算657円の泡燃料補給です。
汗かいたあとの麦ジュースは、五臓六腑にしみわたり、何も言うまでもなく、『うまい!』だけです。

折越峠732H 皆さん疲労限界です。 私も、しっかり汗出して、遅れながら到着です。燃料切れで、何も語れずです。 麦ジュース自販機見つけ、しばし、至福の一休憩です。

夏を思わせる気温高く、陽ざし強く、それでも参加していただいた皆さん、ありがとうございました。
また、やらせ動画協力もありがとうです。
katohさんのかすり傷を除けば、大きな事故・トラブルも無く終えることでき、皆さんの連携に感謝いたします。
久々の難所越えで、正直疲れましたが、その分、達成感も十二分でした。
来年も・・・と言ったら、サイボーグKさん以外は、首を横に振ることでしょうね。

【↓ジョナさんコメント貼り付けます】
いや〜、疲れたねえ…
ホントにサイボーグKには参るよ!ワシらが疲れ果ててグデ〜って横たわっとるのに、一人でシャカシャカとまわりをグルグル乗り回して・・・。
落ち着き無いったらありゃしない! 隊長が止めなければ、ホントに越前大野までいく気やったな!
moniさんも言ってたけど、ワシもボルト入れた方がいいんかなあ? ちったあ見習いたいけど…


ということで、上記、大汗かいた峠越えreportでした。
皆さん、お疲れ様でした。

壁紙提供:雲よりも高くさん
(いつもお世話様になっております)

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