鞍掛峠〜石榑峠ツーリング

おじサイクル企画
日 時 080914 日曜日
天 気 快晴 陽ざし強く暑かったが、秋らしく湿度低く、走りやすかった。
参加者 私G、AGさん、ルリオさん、saekoさん、morishigeさん
目的地 いなべ市役所→鞍掛峠→石榑峠のツーリング82km 【コース】

三重県・滋賀県境の石榑峠崩落通行止め情報を、桑名の馬笑さんから事前のメールを頂き、当初は隊の安全を最優先して石榑峠を回避した、永源寺回りで、再度鞍掛峠へ戻るコースを組んでの今企画を始めました。 いつものメンバーさんに加えて、名古屋からmorishigeさん(2回目)が加わり5名での出発と相成り、いなべ市役所8時出発です。

鞍掛峠へ着くと、秋色コスモスが出迎えてくれ、空の天高く空気も澄んでいて、まさに秋実感です。

秋ですね〜! いつもの女優さんと オブジェ?

ゲートが閉まっていましたが、そこは、ちょっとくぐりぬけて進みます。日曜日でしたが、のり面の工事車輛が数台あって、小さな工事をしていただけでした。
難なく鞍掛峠へ到着します。
AGさんはフロントアウターギアで上りきり、まったく余裕のようでした。 どうやら親サイボーグ1号氏がケガリハビリ中に、ガシガシ乗り込んで『差をつける気』とか・・・しかも、最近saeko姫が3号サイボーグ化しており、親1号、子2号、子3号と異変が生じております。
3号saeko姫は、先週から心拍計ピッピッピッと鳴らしながら走っており、この音が私をあおっているかのように思え、プレッシャー感じて安易と走っちゃいられません。

(今回は参加されてはいませんが)私はmoni派党員ですから、ゆっくり走ります。
党首のmoni氏はそういう方ですから。

  

休憩、軽食Time 鞍掛峠トンネルにて 

湿度もさらに下がり、申し分の無い快適ダウンヒルが始まり、皆さん、快調に思う存分走ります。

  

犬上ダム morishigeさん 動画あり、クリックしてください。

犬上ダム過ぎた辺りから、皆さん、引き返して再度鞍掛峠へと戻るコースに、(時間・距離に)難色を示すようになり、百済寺甲町(ひゃくさいじこうちょう)でいったん休憩し、『崩落通行止め石榑峠走破』の意思確認します。 サバイバル初経験のmorishigeさんはちょっと不安そうでしたが、彼を除く4名の顔色が動じずこの先進むことに暗黙の了解です。“酷道418”も“下呂山中ガレ場”も“国道157崩落温見峠”もこなしてきた面々ですから、ちゅうちょしないのも当然と言えば当然かもしれません。 saekoさんですら、何も反対示しません! 恐るべし面々でもあり、頼もしい面々でもあります。
しかし、この先待ち構えていたのは・・・

政所到着  

政所(まんどころ)地区です。
地元の方にお聞きしたら、ここは平家の落人
(おちゅうど)が住み着いたという話です。また、政所茶の産地でもあります。神社社務所で、『能面の虫干し』していますからどうぞ、ということで、見聞録でお邪魔することに。般若の面もありました!

地元の長老さんに石榑峠のことを尋ねたところ、『聞いた話だが、滋賀県側なんでも7ヶ所崩落していて通行止め』との話。
今更戻れないし、戻る気も無いので、気持ちブレずに進みます。

能面虫干会場にて 般若面 鼻高面

思った通りの崩落でしたが、『これなら行ける』と判断し担いで越えます。 5名いると、越えられない箇所も(バケツリレー式に)自転車持ち送りして難なく進めますが、一人では到底無理でしょう。
女性のsaekoさんも(ピーピーキャーキャー言わず)むしろ笑みを浮かべて進み、滋賀県側7ヶ所、5名力合わせてクリアーします。
皆さん変です!

石榑峠滋賀県側手前崩落現場1  

石榑峠TOP攻略です。

石榑峠攻略

攻略と思いきや、三重県側もかなり崩落していました。山土の質がパサパサの成分なため、『これでは崩落するは』と素人ながらに思っちゃいました。 豪雨によって、土砂崩れで計り知れない荷重がかかり、整備された土木構造物も意図も容易くなぎ倒され、この国道421号線の復旧は早期には無理でしょう。 時間と巨費がかかります。 おそらく、このまま越冬いや廃道?でしょう。
麓には、新トンネル工事が既に始まっており、これに期待するしかないようです。

三重県側崩落現場 こんな所も行きます 復旧不可能な現場

新石榑トンネル工事現場 早期の貫通願うところです。

今回、走行距離こそ82kmしか走りませんでしたが、十二分に堪能したサバイバルツーリングでした。
天気良し、メンバー良しで、記憶に残る一日でした。
皆さん、協力ありがとう! これで、心何も動じずどこまでもどんな所でも行けちゃうと思うと、どんな企画していいやら?困惑してしまいます。 この先、更なる刺激を追及しないで下さいよ。

タグ:おじサイクル、サイクリング、鞍掛峠、石榑峠、崩落、

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