馬坂峠極寒サバイバルツーリング

おじサイクル企画
日 時 081130(日)
天 気 曇天 根尾〜徳山ダム間は雨からみぞれ 気温低く寒さ限界
参加者 私G、AGさん、katohさん、shimoさん夫妻、Asanoさん
途中リタイアサポートカー:miwaさん
目的地 山県〜根尾〜馬坂峠〜徳山ダム周回極寒ツーリング
【ルート】
完走組実走距離:110km、リタイヤ組:70km

久々のロードツーリングです。
私用で秋を堪能できずに終わってしまいそうなシーズンとなりました。冬将軍到来の前にそれなりの距離を是非とも走りたかったのですが、イヤイヤ今日の天気は判断が甘かったようです。
前日土曜日はポカポカ陽気でしたが、今日は打って変わって真冬並み、いや、それ以上の遭難寸前気象サバイバルツーリングに化してしまいました。

事故後完治復帰走のkatohさんとの再会を喜ばしく歓迎し、『今日も一日ご安全に』朝礼ミーティング後いつもの面々が久々に08:00山県市役所から走り始めます。

落ち葉寸前の紅葉Ride 尾並坂峠を元気に上るsaekoさん asanoさんもまだ元気です。

尾並坂峠辺りから冷たい雨が降り出し、皆さん、何ということもなく平然と走ってますが、この冷たい雨がグローブを濡らし、saekoさんの体力を急降下させるとは、本人も周囲もまだ思っておりません。
根尾に入り、現地点では晴れていても、これから向かうことになる徳山への遠く向こうの山々は雪空で真っ暗ですが、皆さん、平然とお構いなしに走ります。この面々、いったいどんな状況なら危険と感じるのか、?です。私を含めて皆さん『変』です。
新入部員のAsanoさんは、どこかしら、やはり不安顔でしたね。ま〜そのうちに慣れて麻痺することでしょう!

尾並坂峠にて。AGさん曰く『ここは峠レベルでは無く坂程度ですよ!』だって。  根尾東谷川の紅葉

  虹が出ていました。

いよいよ馬坂峠へと進入します。ここは既に冬準備で通行止めとなり、自己責任で我々は前へ進みますが、雨が次第にみぞれへと変わり、気温も急激に下がり、薄着軽装備のAsanoさんの体力までも急降下させます。残る5名はそれなりにまだ元気です。
(雨と寒さでカメラ出せず、つづら折り路面状況等画像ありません。ごめんなさい。)

 県道270 藤橋根尾線 冬季通行止

 馬坂峠トンネル みぞれが降ってました。寒さ限界です。 

雨からみぞれへと変わり、気温も急激に下がり、手もかじかみ寒さ限界の中、つづら折りの『馬坂峠』を皆さん、それなりに難なく越します。トンネル通過後、峠完走達成感に浸って調子よく下りを堪能していたら、『プシュー』何を踏んだかわかりませんが、今度は私にパンクアクシデントが起き、この先の走行を打ち裂き、リタイアへと追い込まれます。
その場はAGさんの協力で以て、一時的にしのげましたが、徳山のトンネルの中で、再度パンクして、修理不可能な側面亀裂という初めての経験に戸惑います。空気圧を上げると側面からチューブが出てしまうので、shimoさんのアドバイスで空気圧を下げて、(リム打ちだけは気を付けて)低速走行で最後まで走ることを思いましたが、この先まだ下り基調で60kmを残しているために私に合わせた“低速走”では、全員が日没共倒れになると判断して、リタイアを決め家内へSOS電話をして、迎えに来てもらう段取りを取りました。この時点で寒さからsaekoさんの体力も低下して走行不能になり、更に、薄着のAsanoさんも、『katohさんとAGさんとshimoさんの走り屋』に寒さで追随できるとは思えないと判断して、元気なオジサン達3人を見送り、我々3人はサポートカーが到着するまで、低速自力到着した『道の駅・星のふる里ふじはし』で足湯に入り、寒さを癒しておりました。

無料の足湯

車でデポ地へ戻る際、陽気とヒーターで車内は暖かく、asanoさん、saekoさんはうたた寝をし元気を取り戻せたようです。

あまりの寒さに着替えてから記念撮影

今企画、馬坂峠地区の極寒低温のサバイバルツーリング&パンクバーストアクシデントとなりましたが、(サポートカーの援護を受けて)皆さん、いたって元気にデポ地へ戻れて、今季の大きなイベントを終了いたします。
katohさんの完治復帰もあり、こうして何事もなかったように面々が一同に会せることと、また来季へとつなげられることを感謝して終えます。
時節柄、ネット向こうの皆さまも、お体ご自愛の上、残す師走を元気にお過ごしください。

タイヤ側面がバースト

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