日 時 | 090712(日) |
天 気 | 往路冷たい雨、復路晴れましたが気温上がらず |
参加者 | 私G、sayokoさん |
目的地 | 境峠(1486M)-野麦峠(1672M)ride 65km 【コース】 |
今回は、sayokoさんの『野麦峠が見たい』という希望で、早朝5時迎えに行き、一気に伊那ICまで移動します。高速部隊が乗鞍ヒルクライム参戦して不在にしているということを良いことにし、彼女のペースでゆっくり間を取りながら進み、無理ならば押しもありで、駐車場の木祖村役場から境峠→野麦峠へと目指します。
駐車場の木祖村には8時過ぎに到着し、外気温が21℃、涼しく、また清流が流れ、田畑は整備され、里山らしい美しい町でした。
県道26号線を境峠方面へと進みます。緩やかな勾配で長くだらだらと上り続け、境峠(1486M)へと到着します。途中、地元藪原のローディーさんとお話して『野麦峠は良いところですよ』『是非、行ってください』と励まされ、sayokoさんもその気になって、体力こそ、まだまだですが、気持ちだけは折れず、休みを取りながら前進あるのみです。
↓10kmほど走り、県道39号へと進路を左折すると、止む気配ない冷たい雨が降り出し、あわてて合羽を着ますが、気温も徐々に下がり、とても7月半ばとは思えない冷たい雨です。sayokoさんの上りの体力もほぼ限界点になりつつあります。
濡れたウェアーが冷えてきて、野麦峠到着と同時に、文字通り“お助け小屋”へ逃げ込みます。何か温かいものが食べたいということで、二人ともみそ焼き定食を注文し、小屋のご主人がご親切にも、ストーブを点けていただき、暖を取ります。“みそ焼き定食”って、これといったものではありませんが、妙に焼けたみそが香ばしく、美味く、ご飯の中は白めしとひえが混ざっており、初めて食します。部屋から遠くに見える乗鞍岳もきっと雨が降っているんだろうな!と。 麓から上がってきた車での(薄着姿の)観光客は、あまりにも肌寒い気温に驚き、そそくさと下山されて行っちゃいます。7月半ばというのに、ストーブで暖をとるんですから!
お腹がふくれたところでsayokoさんの体力も回復し、顔色も良くなり、戻りの準備をします。
女工哀史碑に刻まれている文字は『あ〜飛騨が見える』
悲しい碑で、万感胸に迫る思いです。
女工哀史の話はここをクリックしてください。
雨と想定外の低い気温に、sayokoさんの体力が低下して、行く手を阻まれましたが、気持ちだけは折れずに進むことができ、押しも一部ありましたが、野麦峠までの往復を無事終えることができました。彼女の努力に感服です。平坦な道は無く、上りか、下りか、だけでしたが、達成感は言うまでもないことでしょう。地元の二之瀬しか上ったことがない彼女ですが、遠い野麦まで来て走るという彼女の姿勢に感動です。
かなり疲れたことでしょうから、帰りの車内で爆睡は言うまでもありません。
お疲れさまでした。
また、乗鞍ヒルクライム参戦の皆さんも、冷たい雨と風に見舞われたそうですが、お疲れさまでした。