五月橋渡れて気分は最高でした!

おじサイクル企画
日 時 100221(日)
天 気 朝は-4℃から始まったものの、快晴無風で最高のサイクリング日和でした。
参加者 私G、katohさん、asanoさん、ジョナさん、moniさん
目的地 恒例・酷道418MTB-Ride(走行距離:66.8km)

早朝8時前、八百津の某所に集合です。気温-4℃、途中の兼山町は辺り一面霜が降りていて、兼山町出身の友人chee-mama智恵子さんの話では『兼山の冬は10時過ぎしか陽が当らないんです』というようにかなりの冷え込みです。

諸事情で昨年暮れから冬眠中だったmoniさんも元気な姿を見せてくれ、寒い中笑いから再会を喜び分かち合います。彼は冬眠爆発か、なんと40万もするカーボンMTBを近々に入手予定とのこと。で、私どもに『奥方を説得してくれ…!』 『そんな
(現在所有の)MTBでは、どこも走れないからダメですよ、と言ってくれ』 『Gさん、悪者になってくれ!』だって。とんでもない悪党moni氏です。

asanoさん特製の大mapを参考に今日のコース説明と朝礼をし、冷え込む中八百津町内から丸山ダムへと進みます。

asanoさんのいつもの特製map、器用ですね。 丸山ダム 政権交代で大きな新丸山ダム事業は見直し対象でしょうか。 旅足(たびそこ)橋です。

いつもの休憩場所で雑談始めると、崖下に赤い橋が!ここが五月橋です。昨年と同じルートをたどるにも芸が無いので、私の独断とわがままで急遽、この五月橋を渡って瑞浪・中山道大湫宿から恵那市武並橋→酷道418へと戻るルートに変更しました。不安定な狭い獣道を進むことに“ぜんまい仕掛けのMr.katoh氏”は苦虫をつぶしたような顔で拒否・抵抗表現しますが、無視して私のわがままを押し通します。
この橋を渡れば『黒瀬街道』と称するエリアの国道(酷道)418を全て走破したことになるからです。ここから妙にテンション上がり始め、“酷道”企画が“楽園”企画へと変化します。

この看板下に五月橋が見え、話しあいの結果、行程修正で五月橋を渡って対岸ルートを走ることに。 ここから五月橋へと進路変更です。 一つ間違えれば川へと転落です。

五月橋全景を見た時はかなり興奮しましたね。『ここが五月橋か!』と。何回も今企画走ってますがこの赤い橋は初めてです。(イヤイヤ顔の二人を除く)ジョナさん、asanoさんも興奮してました。

一度は行ってみたかった五月橋。今日はなんだかハイテンションです。 念願の橋を渡ることできて最高です。 小料理屋『いさまつ』跡へ向けて上ります。

酷道マニアでは有名な『小料理屋いさまつ跡』をこの目で確認でき、テンション最高潮になってます。この後、ちょっと不法侵入させていただき、廃墟中を拝見!空気乾いて天候良く視界良好で、北向の窓から見える五月橋全景は最高のロケーションでした。満足、満足!

参加一同だんだんマニアックになっていきますが、そのことに違和感無いのも不思議です。
皆さん“変”になってます。

小料理屋いさまつ跡 探検隊です。

絶景でしょ!これで酷道418・黒瀬海道は完全走破です!

いさまつ跡を後にして、のどかな山里風情を味わっていると、妙なエンジン音が。しかも徐々に大きくなり、何の音?と思いきや、青い白い煙を巻きあげ爆音響かせ、サーキット場があり、凄まじい音を出してコーナーを曲がる車。これまた興奮しちゃいました。
動画ありますからご覧ください。

瑞浪市の山里風景、なんとのどかでしょう。 突然轟音が。なんとサーキットがありました。 すばらしいテクニックで過ぎ去っていきます。横向きにコーナーを曲がっていきます。

サーキット場の爆音の車を横目に、その先の公道急こう配をまるで亀のように、ヨタヨタと上ります。サーキットカーを見た後のこの力無い上りは愕然としちゃいます。
中山道細久手宿から大湫宿へ、そして武並橋へと進みます。

大湫宿(おおくて) 神明の大杉 

橋本屋さん 恵那市笠置町河合】
moniさんお待ちかねの燃料補給timeです。この橋本屋さんのたこ焼きをどうしても食べたかったという彼は、前日土曜日に開店を電話で確認していたというから驚きです。
橋本屋さんには泡燃料が無く、近くの巴屋さんで購入して店先で補給しても構わないとのことで、心弾んで巴屋商店さんへと先ず移動し、買うもの買って、橋本屋さん店先簡易テーブルで、さあ堰が切れたように始まります。橋本屋さんの88歳のおばあちゃんが我々を最初から最後まで歓待してくれ、メニュー外の漬物まで出して下さり、その“赤かぶの酢漬け”が絶妙に美味く、我々も絶好調です。もちろんたこ焼き60個、お好み焼き(大)3枚完食です。

恵那市笠置町河合の橋本屋さん。moniさんは前日土曜日わざわざ電話して開店確認していました。 まずたこ焼きからです。moniさんここのたこ焼きどうしても食べたかったとのことです。 ここの88歳のおばあちゃんが我々を歓待してくれます。漬物・ゆべしまでだしてくれます。ありがたいですね。

『ゆべし』のお持ち帰り品です。 手作りゆべしです。

【巴屋商店さん】
ここの若旦那が気前がよく私どもに良くしてくれます。この酒が美味いよ、と出されたのが八百津の山田酒造さんのうっすら濁った原酒“ささ濁り”。確かに美味かったです。
橋本屋さんと巴屋酒店さんは親戚とのこと、なるほど、だから店先で飲まさせてくれるのか!皆さん、良い方ばかりです。

巴屋酒店さんです。親切な若旦那さんでした。 八百津山田酒造さんの『ささ濁り』です。うっすら濁った原酒で、なんともいえぬ美味かったです。

最終章418へと。
お騒がせmoniさんが今度はパンク。しかも換えチューブ無し(ジョナさんから借り)、ポンプ無し(私から借り)、更に私のポンプレバーをバキッと折って壊してしまいどうするの?

復路・国道418へと進みます。 心がけ悪いから今日唯一のパンクです。しかし、交換チューブもポンプも携帯無くいつもの丸腰です。さらに私の携帯ポンプを壊されてしまいました。 お決まりの記念撮影です。

ガレ場が続きます。 こんな大きな石がころがってます。 日没間近になってきました。

朝8時から走り始め、18時日没後終了。笑いの絶えない長い一日が終わりました。moniさんが参加でこんなに盛り上がるとは、彼も不思議な人物です。ジョナさんのコメントで『お帰りmoniさん』というのが印象的です。ま〜彼の人柄と許される丸腰キャラなんでしょうね。今日の一日はmoniさんで始まりmoniさんで終わったと言っても過言ではない12時間でした。ということで本来の“酷道418”が“楽園(パラダイス)418”と変わった理由がここかもしれません。
参加の皆さん、お疲れさまでした。
moniさんカーボンMTB購入後は、どこの過激コースを行こうかな?

好評でしたが、我が家には1個しか残らず、次回はもっとたくさん買ってきます。ご要望の方は連絡ください。また、自分で行ける方は行ってくださいよ。 『ゆべし』です。

【moniさん“ゆべし”コメント】
いただきました。米寿のお母さん(おばあちゃん?)のおすすめは「かまぼこにはさんで食うてみい」ってことでしたが、かまぼこの在庫がなくて、カミさんの「チーズと一緒に」という意見を採用し、食してみました。 「こっ、これはウミャア〜」 あのゆずみそのねっとり感とチーズのまったり感がそれは見事なコラボレーション。 Gさん、もう食べちゃったでしょ? ワシんとこにはまだ1個残っとるもんねえ〜。 mayumi姫の言うとおり、日本酒がGOO~でしたわ。 いずれ、みんなで買い占めにイコマイ!!

まあいかん!こんなもんでゆべしの美味さが伝わるとは思えん。食べた後に、口のなかでず〜〜〜〜っと残る柚子のカホリ。
こりゃ癖になるでえ〜。
こりゃ後引くでえ〜〜。
こりゃたまらんでえ〜。
418 はこのためやで〜。
418 は最高でっせえ〜。
みんな、わかってもらえただろうかいのう。


帰宅後、“ゆべし”で掲示板がこれほど盛り上がるとは想定外でした。恵那市笠置町河合発信で、一宮市・可児市・下呂市金山町・馬瀬まで広範囲で!皆さんがこんなに喜んでいただけるなら、記憶とどめて次回も…ということで!
これでお開きにさせていただきます。
皆さん、お疲れ様でした。(G)

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