日 時 | 100509(日) |
天 気 | 快晴・無風のサイクリング日和 |
参加者 | 私G、AGさん、katohさん、ジョナさん |
目的地 | 石徹白大杉を見に行こう |
今週も好天に恵まれ、郡上大和から07:30出発します。今日のメンバーさんは昨年石徹白・阿弥陀ヶ滝を見に行かれた面々ですから、今回は滝を観光スポットから外し、石徹白一番奥の“大杉”を見に行こうと、向かう先を変え、メンバーさんへ事前に『大杉を各自下調べをするように』とメールを送信して、予習をしてから臨んでいただきました。
鯉のぼりが川幅いっぱいに泳ぎ、油坂ループ橋も角度によっては良い景観になり、所々止まっては撮影です。
今日の本来の予定は、郡上大和→白鳥町→石徹白大杉→九頭竜湖→油坂峠→白鳥町→駐車場へと戻る周回コースでしたが、どうしたことか、大幅変更となり、以下、事の成りゆきをご笑覧下さい。
↓ジョナさん、名付けて『Z坂』だそうです。ここのは、新潟県佐渡島より厳しい勾配とのこと。見上げれば、あそこをZの字状に上るのかと思うと嫌になっちゃいます。
私で30分、鉄人K氏だと15分というとこでしょうかね。
↓どんな辛い坂でも良い景色を見れば、ス〜と忘れちゃうんです。
ここは春先お薦めの撮影ポイントです。ついでにおにぎりtimeということで、しばし休憩です。
↓厚かましくも、ウィングヒルズさん場内へ(無断で)入らせていただき、ゴンドラ下で休憩します。
おにぎり、菓子、ヒキガエル撮影、と思うまま、これじゃ観光ですね。
K氏曰く『ここの倶楽部は、ツーリング以下、サイクリング以下、ポタリング以下の最下位“レジャー”』だって!
確かに、リュック背負っておにぎり食べて遊んでいる(ロード)乗りはいませんよね。
↓白山中居神社にて
石徹白最深部へと到着です。
登山口から420段、親切にもスキーストックがたくさん自由使用用意され、杖つきで上りますが、MTB靴クリートが石段と滑り、恐々と上り始めます。
↓着けば、『お〜』とうなずくほど大きなスギです。
樹齢1800年、上部は朽ちて折れていますが、横から新木が生えており、生命の尊さを感じます。
↓郡上大和スタート地点から大杉まで40km、(元来た道を)素直に帰れば往復80kmになり、峠を含めれば『もういいでしょう!』という距離なのに、ジョナ氏は『ルートを変更してひるが野へアイスクリームを食べに行こう!』なんて狂気発言し、それに対してAG氏も無反応、鉄人K氏はどこまでも、どこへでも、何時になろうが、行きたいような素振りを見せ、皆さん、“crazy”としか言いようがありません。
あれだけ峠・激坂を(想定外で)上ってきたのにまだ不十分とは!
これは狂気です。
反対意見が無いというのか、私が反対しても収まらないので、ひるが野へとコマを進めます。
私の脚は既に売り切れ、国道156号線ダイナランドまでの長い上りではヘロヘロです。
やっとの思いで道の駅へ着けば、AG氏とジョナ氏は、『吐きそうだよ』と悲壮な顔して私を待っていました。
『なんだ、だったら止めとけばよかったのに…』と思っても後の祭りです。
鉄人K氏だけ『さあ、行くぞ』と意気込んでいます。
言葉には表現できませんが私ら3人は苦しさから“笑える“んです。
分水嶺公園横で、鉄人K氏はアイスクリームを、私ら3名は隣の喫茶『わたすげ』さんで、炭水化物燃料補給で『ご飯もの』注文で、この差がいつもで、鉄人K氏はうどん1杯で100km走れる燃費効率なんですよ。
それに引き替え私らは燃料大量消費の不経済型なんです。
もう、おにぎりもダンゴもパンも口がまずくて食べられません。
ということで、15時にカレーライスAとスパゲティ@注文し、これで“やまびこロード”も快調に走れます。
やまびこロードは下り基調ですから、多少の上りは目をつむり、快適に走ります。
牧歌の里付近から望める景色は最高です。
(ついでに園内も撮影しちゃいましたけど)
【走行後記】
17時、パンクもトラブルも何も無く110km無事終了しました。
参加の皆さん、お疲れ様でした。
私は何が怖いかというと“狂気”企画が“普通”状態になることです。
過激変態倶楽部化だけは避けたいのですが、徐々にabnormalへと!
いかん、これはいかんと反省しつつも、歯止め利かぬ最近です。
と言いながら一番喜んでいるのが(申すまで無く)私だと…!
【ジョナさんコメント】
大杉を見た後、去年と同じルートで帰るのも芸が無い…と言ったのは隊長で、ホントはこのまま来た道をトンボ帰りしたかった彼でした。
でも、それでは あまりにもアレなので、『アイスを食べるためだけ』に ひるが野へ行くのも『バカっぽくて』イイんじゃない?」と提案したら、アッサリ乗ってきました。
キーワードは「CRAZY」です。