さくら道サイクリングと称して222km完走報告書

おじサイクル
日 時 100919(日)
天 気 晴れ
参加者 私G、AGさん、asanoさん
目的地 尾張一宮〜金沢・兼六園・佐藤桜まで222km 【コース】
今企画30代リーダーのAG氏より、笠松町の指定集合場所に23時出発、という指示が出て、おもむろに余裕をもって向かったら、22:30既にAG氏、asano氏は準備OK状態で、私が来るのを待っていました。皆さん、落ち着かない病なんですね。
前夜、お二人には、『私をおいてかないで…』と懇願しておきました。
彼らはバリバリの30代、私は50歳、当然でしょ!
ということで、22:45いよいよ金沢・兼六園佐藤桜への長距離Rideが始まりました。

夜間走行用に反射帯装着で安全確認 00:16撮影 22:45から走り始めて約2時間、先はまだまだ遠い向こうです。 05:31 ひるが野の手前にて、ちょっと明るくなりました。

↓AG氏が今回初めて装着した“熊よけ鈴”の音色が振動でチリンチリンと寂しく奏で、更に暗く寂しいR156をひたすら走り続けて、時刻は3時半過ぎ、道の駅しろとりでの判断→この先、15km先のひるが野への激坂を上った後、体を休めるところは無いので、道の駅で先ず仮眠をとって、それから上って白川郷へと進もう、ということに。
しかし、体を横たえる場所は無く、たまたまあった軒下ベンチに3人がそれぞれ横になって、走り続けた体を、しばし、労わり体力回復させます。外気は徐々に下がり続け、軒下といえども寒さをこらえきれず、30〜40分で切り上げ、走ることに。(肉付きの良い私が我慢できず出発を促しました)

今夜の私は何故か調子が良く、ひるが野手前の激坂も30代若者を
余裕でぶっちぎって難なく上っちゃいます。自分でも不思議でしたね。いつもなら、『後からゆっくり行きますから先に行ってください…』なんてこと(心の中で泣きながら)言っているのにね。
前半average20.2km/h出ていますから、ホント調子良かったのです。

気を良くした私は、06:10ひるが野到着後に、ジョナさんへ寝てることを承知で電話しちゃいました。彼にしたら、いい迷惑だったことでしょうが、分かってくれる誰かに言わないと気がすまないので!

06:04 ひるが野分水嶺到着 AV20.2km/h 距離107km Time5時間17分 私にしては上出来です。

07:29 御母衣ダム到着 雲はしっかり秋模様です。季節はちゃんと移り変わっていきますね。 07:37 走り通しで疲れました。でも、長休憩できず出発します。

↓08:23 白川郷(ここ)通過し五箇山へと進めます。
突然、富山県案内(ここ)が現れたのには、驚きと感動です。自宅から自走で『富山県』ですから。

08:23 白川郷萩原交差点 09:12 富山県に入りました。遠くまで来たものだと自身驚きです。 09:28 道の駅上平にて休憩 AG氏は『肉喰いたい〜』と言っています。そりゃ、そうですね。

↓10:03 五箇山菅沼集落到着です。白川郷は何度も訪れましたから、ここは通過せず、しばし見学と燃料補給です。手前の道の駅上平では、だんごしか食べられずAG氏は『何でも良いけど食べたい、特に肉食べたい…』と言い出します。おにぎり・パンを食べては走り、食べては走りの連続ですから、疲労度が上がれば食のストレスも上がりますよね。とにかく、“おにぎり以外の何かを食べたい”のです。

10:03 五箇山菅沼集落にて 集落散策です。白川郷より落ち着いて見学できます。 おにぎりばかりじゃ口がまずくなり、無性に何か食べたくなります。もちろん、泡燃料も。

↓11:24 今日第2の難所に差し掛かります。五箇山過ぎ、R156からR304の分岐下梨交差点を左折して、激坂を迎えます。気温もグッと上がり、更に160km超えていますので、この激坂はひるが野とは手ごたえが全く違います。上り切れば精根果てて物言うこともできません。
この難所を名古屋から一睡もせず“ランニング”で走り切るのですから、『超人』としか言わざるを得ません。
自転車といえども走って初めて知るのですが、『人間業』ではありませんよ。

11:24 越中五箇山集落R156から左折してR304へ入りますが、鬼の激坂が待ち構えていました。 13:25 やっと金沢市へと入ります。あと30km、頑張ります。

↓やっとの思いで金沢市へ入ります。
兼六園に近づくにつれて、車・人でごった返し、満足に進めません。
(桜の位置地図はプリントアウトして持参していましたが)しっかりと佐藤桜位置が把握できていませんから、交番で聞いて進む方向を確認します。お巡りさんも佐藤桜知らないようでしたね。

14:32 ついに佐藤桜前到着です。
私どもも、220km超えの走りができるようになったということに、感無量です。
家族・友人・関係者の心配は当然私に向けられており、50歳で無理するな!と警鐘。
当初の心配をよそに、調子衰えず、快調に走りこめましたよ。
彼らの足手まといにならなかっただけでも幸いです。

しかしながら、このルートで250kmランニングとは、まさしく超人ですよ。
参加されて完走されておられる方々、志半ばで棄権される方々、拙宅近所に、大会参加して郡上まで走られた方がおみえですが、参加志向だけでも敬意を表します。

今回私どもも
(自転車で)走ってみて初めて理解し、『超人の偉業』を、ほんの少しだけ味わいました。
人間業ってすばらしいですね。

14:32 ついに兼六園・佐藤桜に到着です。 完走しました。

↓全行程尾張一宮〜ひるが野〜金沢・兼六園まで222km、(内)ひるが野〜兼六園まで114.8km 全行程走行average21.6km/h 笠松町出発時刻22:45 兼六園到着時刻14:32 約14時間 私どもにしたら上出来です。

走行距離 222km ひるが野分水嶺からの距離 114.8km 全行程AV21.6km/h

金沢駅 特急しらさぎ16:48乗車予定ですので、兼六園内はもちろん、他名所も見ず、駅へと戻りますが、3連休中日という事でしょうか、駅への道は人・車であふれ、道路は他県車、観光バス、路線バス、タクシーであふれ、ロードバイクで走れる環境ではありませんが、注意して駅へと車道を進みます。(歩道は人で身動きできません)

駅で輪行準備し、しらさぎ乗車券購入後、弁当手配でウロウロしますが、泡燃料が無性に飲みたくなり、1時間余して1番線ホームへと移動して、乗車位置確認後、3名で完走祝いを『プシュッ』とやっちゃいます。
これが美味いのなんのって!電車乗車待てず、立て続けに飲んじゃって、更に加賀弁当までも!体が要求するんですよ。
乗車後の車中は、各々疲労とアルコホール効果でグッタリ。静かにお休みTimeです。シュワシュワ宴会など全く無く、他のお客さんと同様静かにしておりました。
【完走後記】
もともとの言い出しはAG氏の『岐阜県縦断しても良いかな』発言から始まり、私が色付けて『じゃあ、さくら道ネイチャーサイクリングって、いうのは如何かな?』と言ったら、誰も反対も驚きもしなかったので、むしろasano氏は『それ、イイデスネ。また、night-rideですね』なんて嬉しい顔して言い出す始末。私的には“走れる距離ではない”ので『無理でしょう!』『止めましょうよ!』を期待していたのですが、何も反対なく、ついに私は引っ込みがつかなくなり実現へと。 私自身が歳と距離に心配するのは当然でしょう。

心配を余所に走ってみれば私絶好調!
『どうかしてしまいましたか?』『どうしたんですか?』と言われる始末。

そんなこんなで峠も先頭で走り切り、若者二人を待つ立場に。
ちょっと優越感を味わいましたね。

AGさん、asanoさん、お疲れ様でした。
もう二度とこの企画は無いでしょうからご安心ください。

心配していただいた皆さん、無事に終えられましたこと報告と共に、心配・応援ありがとうございました。この場をもって御礼申し上げます。

【AGさんコメント】
いやはや、疲れましたねぇ〜
Gさん、asanoさん お疲れ様でした
朝起きて、いまんとこ、筋肉痛にはなってませんが、昼過ぎあたりにキそうな感じです
Gさんのキレタ走りに、私とasanoさんは、驚いてましたわ
さくらネイチャーランを走る人って超人ですね、尊敬します

【asanoさんコメント】
Gさん、AGリーダーお疲れ様でした。(感謝)
自宅からよりみちして240キロ走ったのに筋肉痛がありません、なぜ?
(アルコール麻痺?)
でも、よく走れたと思います。
来年はどんなクレイジー企画かな?(笑)


【ジョナさんコメント】
いや〜、ホントにやっちまいましたね
しかも「絶好調」だったとは・・
(たしかに、早朝から電話でワシを叩き起こして「今 ひるが野!」って言う声は、ハイテンションでした。)まあ、3人とも、オメデトさん・オツカレさん!!


【mayumiさんコメント】
金沢兼六園まで自転車で220キロ完走
おめでとう
十分あなた方も超人ですよ
背中に羽が生えてくるかな?
そろそろ筋肉痛がやってくるころかしら
達成感でいっぱいですね。

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