(独り寂しく)鞍掛〜石榑峠周回ride

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 110515(日)
天 気 申し分の無い五月晴れ・自転車日和
参加者 私G
目的地 いなべ市役所〜鞍掛トンネル〜石榑峠周回85km 【ルート】

当メンバーさんいろいろと事情があり、私一人で今企画遂行ということに。
ま〜一人ならのんびりと進みますか!ということで、おもむろに走ります。
天気は快晴・湿度低く申し分の無いサイクリング日和。 
新石榑トンネル状況も把握したいし、じゃあ、行きますか!

かぶせ茶畑 員弁川

↓いなべ市役所出発し、鞍掛トンネル目指して踏ん張って上ります。張りあう相手がいないと、ど〜ものんびりモードに。 そしてトンネル到着後、汗を拭いていると一人のローディーさんがその後到着し、挨拶程度の会話を交わします。もちろんその時点では全く知らないお方! その方は、歳は私と同じくらい程度の認識。 なんでも『多賀へ抜けて関ヶ原経由でデポ地へ戻られる』とのこと。会話もこの程度!トンネル通過後、その方とは『お先に』とか、『じゃぁ』とか言って別れましたが、帰宅後大変なことに。 その方、当HPの読者さんで、偶然私とお会いした…ということ。掲示板へそのことが書き込まれ、私『エ〜!』てなことで、その方『ダッチ』さんとおっしゃり、こんな出会いがあるのだなぁと感動しちゃいました。あらためてダッチさん、ありがとうございます。

【ダッチさんコメント】
こんばんは、ダッチといいます。
失礼ですが、ひょっとして鞍掛トンネル手前でお会いした方ですか?
おじサイクルさんのHPは楽しく拝見させてもらってまが、まさか御本人さんとお会いするとは・・気づかずすみませんでした。
私は、あれから関ヶ原過ぎてからの向かい風に売り切れた足で何とかデポ地まで帰ってきました。
今後とも、よろしくお願いします。

8:48鞍掛トンネルへのゲート通過 9:33のろのろと上り、やっと着きました。≪ここでダッチさんとお会いしました≫ トンネルを通過すれば楽しい下りです。

↓大きな仮設資材運搬道路作って、巨費が投じられて公共工事が進んでいくようです。ガス管敷設工事となっていましたが?

巨大な仮設搬入路を造り、工事看板はガス管敷設と書いてありましたが巨費な工事のようです。  ここでウグイス聞きながらおにぎり食べていたらダッチさんから『お先に、お気をつけて』と言葉を交わしたのが縁だったんですね。

 10:14 佐目地区越し、県道34号線へと左折します。 犬上ダム通行止め看板が。反対から来た自転車乗りさんに尋ねて確認して進みます。 県道34号線・洗い越し

↓東近江市本線34号線政所地区に入る前に、脇に筒井神社碑があり、ちょっと立ち寄り。 帰宅後調べるとなんと木地師発祥の地のようで、惟喬親王(これたかしんのう、承和11年(844年)とか、エライ歴史があるようです。もともとこの県道34号線がかつて近江と伊勢を結ぶ主要街道であったことから、歴史・文化・産業を運んだ道でもあったことのようですから、木地師発祥・管理も不思議ではないです。

東近江市 筒井神社碑  木地師資料館の案内

東近江市政所
【政所茶】
滋賀県、琵琶湖の東部、鈴鹿山系の渓谷に位置する政所。
まさに、陸の孤島と称されるこの地で、室町時代から綿々と受け継がれた栽培法を今も変わることなく守っている。 また、石田三成が幼少のころ秀吉に出したとされる三杯の茶
三献茶】としても有名で秀吉は生涯、政所茶を愛したと言われ、後に朝廷や彦根藩にも献上されていた。
↓先週走った石田三成誕生の地のあの画像のこと。
三成話題が今週の政所茶とつながるとは、別に歴史を意識いたわけじゃないが、偶然にしては面白い展開となり一人クスクスと笑えるネタにそれなりに満足しています。
【ジョナさんコメント】
写真の多さが、良く言えば「一人の気ままさ」 を語ってます。
でも 「寂寥感」
(せきりょうかん)はぬぐえない。
石田三成が こんなトコで関わってたのが驚きです!
どんな田舎にも、歴史があるものですね。
人との出会いも、こういうチョットしたことが その後 大きく発展することがある・・・。
三成さん、ダッチさん、時空を越えたアレになるのか?

政所街風情 バス停 光徳寺

↓旧の峠道を探しながら上っては下りと繰り返し、旧道は所々埋まって途切れており、峠への道は、ありました、ありました、新トンネル入り口手前の左へと進みます。
画像中央は『京の水』です。相変わらず盛況で車が下がる程積んで行かれます。

まだまだ工事中のようです。旧の道路は所々寸断されています。 相変わらず人気の『京の水』場 旧の道は寸断されながらあるにはあります。

三重県方面へ向かってトンネル手前左側に旧道ありました。 県境までの標識

県境まで何kmという表示を目標にエッチラオッチラと上ります。後ろから不審なベンツが!私を追い抜くやと思えば先に行かせ、ノロノロと進むベンツに気持ち集中できずに仕方なく漕ぎ続け、ベンツも頂上へと。乗っていたのは人が良さそうな普通の年配の男性たち、なんだ〜(お気軽ハイキングか)!てなことで思っていると、向こうから話しかけてくるので、しばらく話をしてましたが長々と喋っている余裕は無く、幅員2Mのコンクリートゲート画像撮ったら、今度は三重県側へ下りなきゃ。おっちゃんたちに『じゃぁ!』と言って向かうことに。 他のローディーさんたちは、(三重県側へ行く気配無いから)きっと来た道を戻ることでしょう!

鞍掛トンネル手前でお会いしたローディーさん
(ダッチさん)が三重県側から上ったという話を思い出し、ブレーキかけながら下りてはみたものの、(相変わらず急こう配で)路面悪く、パンク回避で乗っては進めず、自転車おりて歩いて先へと。 
MTBシューズなら歩けますが、ロードシューズでは滑って危険な個所も!
(私はMTBシューズですから慎重にジャリジャリの道を歩いて進みます)

コンクリートブロック置かれ2M巾は変わっていませんが三重県側へは通行できないようにブロックされています。 三重県側はガレガレ・急こう配のままです。

↓三重県側整備後と2008/09/14の崩落直後ride報告書とを比べてみてください。

三重県側 表:整備後 裏:2008-9-14崩壊直後 裏:2008-9-14崩壊直後 なにも無かったかのように整備されていました。

↓旧道下りきって、新トンネルに合流地点に出ると、ちょうどローディーさんがトンネルに進入し、どうするのかな?と思っていたら80センチ巾という歩道に上がって(滋賀県側へ)進もうとしています。車道中央にポストが設置されており、自転車と車は相反して、『滋賀県方面へ進むには上り勾配だから、車は遅い自転車を避けて進むことできるが、逆に三重県側へ進む時は下り基調だから、自転車もそれなりにスピード出ているから車は追い越せない』との(ダッチさんの)話です。要するに新石榑トンネル4,000M長では車専用であって、自転車とは共存できないということのようです。国交省の方も、こんな設計しかできなかったのか?と疑いたくなります。

三重県から滋賀県へ向かう旧道にはゲートで封鎖されていました。 新トンネルとの交差場所 分かり辛いですが、この後ローディーさんは80センチ幅の歩道に上がって進んで行きました。

↓滋賀県は政所茶、三重県は石榑茶。鈴鹿山脈を挟んで共に銘茶山地のようです。

石榑茶畑

【走行後記】
メンバーさん諸事情で私だけになり、でもちゅうちょ無しに向かった今ルート。画像撮ったり、脇道へ入ったり、
(当HPを見ていただいてるダッチさんと偶然)出会い有ったりで、石榑峠へも行け、それなりに面白い有意義な85km走rideの一日でした。ただ、(分かっていましたが)食料確保する店も無く自販機だけ。ガソリン燃料補給も無く淡々と走り健康的といえばそうですが、私らしくない走りでもありました。 
プチ家出のあっこさんは一人車で多度までぶらり、下呂市ジョナさんは宮掃除の後、一人
(当日開通の)乗鞍へprivate Hill climbへと。 皆さん、それぞれ有意義な一日を過ごされたようで、お疲れ様でした。
風邪、気管支炎の方も早く治してください。

【ジョナさんコメント】
行ってきましたよ〜、乗鞍。
開通日の当日に自転車 で走るのは初めて!
・・・でも一人・・・。
Gさんも同じやったやろうけど、途中で「同好の士」と出会うと嬉しょうなるね!
一人淋しくゼーゼー言って登ってたら、同じく淋しく苦しそうな青年が休んでた。
なぜかお互い、ハイテンションで喋りまくってました!
ダッチさんも そんな方なんでしょうか?
(一人ではなかったのかな?そんな淋しい走りしたのは ワシらだけか?

ジョナさん、乗鞍Private Hill climb MTB

≪こうもり野郎氏乗鞍報告書≫

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