日 時 | 110612(日) |
天 気 | 曇天から小雨 |
参加者 | 私G、AGさん、ジョナさん |
目的地 | 飛騨一ノ宮〜県道453号線〜馬瀬峠〜小川峠〜土京〜飛騨金山 95kmMTB走 【コース】 |
前日土曜日の天気が急回復傾向で、『中止にしないで良かった』と胸をなでおろしながら決行へと。目が覚めたのは4時前、嫁が寝ている横をこそっと(車で)出発し、向かうは飛騨金山道の駅。 コンビニ朝食を摂り、待つこと6時、AG氏も早く到着し、地元のジョナ氏に電話で『早く出て来い』と促します。
どうやら前日飲み過ぎ(缶8本)で起きれなかった…らしいです。
≪今企画アモ〜見るなよ、空気を読んで飲み過ぎず早く寝ろよ、と怒ってやりました≫
飛騨金山駅07:05乗車→飛騨一ノ宮08:34着で、輪行解いて9時出発します。
高山線車内では、
車掌さんが『どこまで行かれるのですか?』
私ども、『宮川沿い上って下って、馬瀬へ下ります』というと、彼は≪目が点≫になり、
『あそこは道が悪く、渓流釣りの私らも4WD車ですら(腹が擦り)悪路ですよ』と言われ、更に『熊が出ますよ、気をつけて』なんて(仕事離れて)会話をし、ローカル鉄道プチ旅情を味わいました。こういうのも電車移動(旅)ならではですね。
(車掌さんが言われた通り)県道453号線道路面も悪くなりつつ、高度を稼ぎ、ひたすら上ります。
途中、熊注意の看板目にしますが、私どもの前を横切ったのは、2頭の鹿でした。
生鹿見るのは初めてですから、いささか興奮しましたね。(速すぎて画像は撮れません)
↓地図上標高1,270MH地点からの眺めです。
上りが厳しく、出る汗も半端じゃありません。ウェアも前後ろしっかり汗で濡れ、ヘルメット顎紐パッドを絞るとボトボト汗が落ちます。
(色は黄色ではありませんでしたが)久しぶりにメチャ汗出しましたよ。
(終了後翌朝の一番の仕事はヘルメット洗浄でした)
↓時間も予定通りの12時辺りとなり、すきっ腹となり、(燃料補給で)馬瀬支部のhiromiさん手作りの朴葉寿司をいただく為に、清見から馬瀬まで一気に走ります。
指定場所で遠足の様に広げて手作り朴葉寿司(+お楽しみ・命の泉液体泡燃料)を頂きます。
これが美味いのなんの! 適度に染みた酢飯と朴葉の香り…+泡!
郷土料理って良いでしょ!
3包みペロッと食べちゃい、泡燃料も美味く、言うことありません!
hiromiさん、ありがとう。
腹も膨れて、ここで別ルート下りのみで帰ろうか…という話も出ましたが、後2峠行くことに。 言うのは簡単ですが、腹も身も重く、飲んだ分以上に汗は出るし、過酷な馬瀬峠です。
↓2馬瀬峠から、3小川峠へと進みます。
ここまで来ると気力だけで体力はもうありません。脚も完売状態です。
土京へは、更にダートで上りとのこと。普通タイヤの私では乗って行けず、押して進みます。もう二度と来ないでしょうから、それなりに楽しんで(押しながら)上ります。
↓ここが噂の廃村・廃墟の土京地区。なるほど昔は栄えたであろうゴルフクラブハウス・温泉跡もあり、さびれた地区です。
【こまさんコメント・諸行無常の響きあり】
お久しぶりです。土京川と聞いて、渓流釣りに狂っていた頃の記憶がよみがえって来ました。
当時の参考書のひとつ、『つり人社』刊の『渓流釣り場・中部編』116ページを見ますと、『土京川上流の土京温泉は、昔は村営で味わいがあったが、今は外から資本が入り、変わってしまった』というくだりがあります。
村営温泉を淘汰した、その外部資本の温泉の辺りで20年位前に釣りをして、場違いなデザインの建物にがっかりした記憶がありますが、その外部資本の温泉も、今や廃墟となっているのですね。
廃村探訪の趣味を持つ私としては(笑)、それもまた興味深い出来事ではありますが。いずれにしても情報提供、ありがとうございました。
和良村交差点で80km過ぎ、金山まで後17km看板目にし、今回90km越え走なんだとあらためて認識しますが、雨の中17時完走し、精根尽きて皆ヘロヘロです。
パンクも、事故、ケガも無く終わり、一同口数少なく、互いの健闘を讃え解散のあいさつを交わし、帰路へと就きます。
AGさん、ジョナさん、お疲れ様でした。
hiromiさんには、何から何まで大変お世話になり、この場をもって厚くお礼と感謝いたします。
汗をしっかり出した私は、着替えを兼ねて金山温泉でさっぱりして帰りました。
酷峠のあとの温泉良いですね!