記録的な猛暑の中、富山駅まで232km走りました。

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 110717(日)
天 気 記録的な猛暑
参加者 私G、ジョナさん、asanoさん
目的地 富山駅までのlongride 232km完走 【実走コース】

土曜日22時、拙宅集合・出発で、一路富山駅へと向かう≪第2段寝ずに走って富山駅200km超night long ride≫出発です。
下呂市金山町在住のジョナさんは、わざわざ尾張一宮を出発点と選択して、仕事終業後自宅から拙宅まで車で来てくれました。友人には一宮から
(富山へ)向かうと伝えれば『飛騨一の宮か?』と言われ、『違う、尾張一宮や』と言えば、関係者一同唖然、茫然、バカか?と称賛してくれたようです。 
asanoさんは『完走すればまた一つ勲章』とまで、crazy発言しています。

ひでぶ〜さん、mayumiさん、家内の見送りを得て、22時過ぎに出発します。
わが子らは『よ〜やるは』と呆れ顔でした。

さて、美濃市までは私が先頭を引きますが、ここからはasanoさんへ先頭交代指示すると、何を血迷ったのか、ビュンビュンと行っちゃいます。それに吊られてジョナさんまでもが。 所々コンビニ休憩を挟んでくれてますが、とにかく高速走行で行っちゃって、岐阜県内最終コンビニの白鳥○Kまでは、私一人旅状態です。
夜間ride快適は分かりますが、さすが能力の差としか言いようが無いほど、二人は速いのです。

02:30 真っ暗な中、気をつけて走ります。 00:19美濃市辺りで撮影 北濃まで絶好調のasanoさん、ところが、ここからは…

北濃地区の道の駅で、しばし(40分程度)仮眠休憩後、ひるが野への激坂へと隊列を進めますが、ジョナさんも高速にならず、asanoさんに至っては全くピッチ上がらず、いったいどうしちゃったのか、と問いただすと、asanoさん曰く『夜間高速走行で筋肉売り切ってしまいました』とのこと。『何だって…!』と唖然とする私です。

結局、これが最後まで影響して、二人の筋肉よりも私が勝るという皮肉な結果をもたらし、後から、≪longrideは、1/距離で淡々とピッチ刻めよ!≫と忠告しました。

04:53北濃で40分仮眠後再出発 05:43ダイナランド手前にて

ほぼ順調にひるが野までは、想定内で通過ですが、2度目ともなると通過点でしかなく、感動はありませんね。 この先150km近く残しているわけですから。
初めてのジョナさんは、それなりに画像を撮って、longrideを満喫していましたね。

ひるが野までのAV20.8km/h ひるが野までの距離107km 06:24ひるが野到着

分水嶺公園前にて、先が延々と長いのでそれほど感動はありません。 御母衣湖 

御母衣ダム管理棟公園敷地内です。
朝、8時過ぎということで、吹き抜ける風が心地よく、寝ずに走った疲れがそろそろ出始める時間帯ですから、しばし芝生の上で風を感じて横になります。
(asanoさんは道端で寝転んでましたが)
シラカバと木陰との画像を暑中お見舞いに使おうか…なんてね。

08:07 しばし木陰で休憩です。 吹き抜ける風が涼しく快適でした。 シラカバ林でまるで北海道 暑中お見舞いに使おうか!

10:01 ついに富山県標識出ました。 

それなりに順調に距離を伸ばしますが、徐々に暑くなるのと、すきっ腹がボディーブローになり、『食欲』を制御できなくなり、『何でも良いから、ちゃんとしたものを食べたい…』と、本能が暴れ出し、五箇山菅沼集落で食事燃料補給休憩です。

どの店もこれと言ったものは無く、たまたま入った店が、気さくなママさんで、食事というよりはtalkで、気がなごみました。

満腹感はありませんが、これで再度走る気力が起こりましたね。

五箇山菅沼集落にて 気さくな奥さん 自宅件店舗にて食事

よもぎざるそば+かきあげ天ぷら 11:07 こきりこ持って遊ぶジョナ氏、ここまでは元気でしたが。 11:30 菅沼集落後にして走り始めます。

11:30 再出発するものの、陽射しはどんどん厳しくなり、体温も血も沸騰直前状態です。
合議で五箇山トンネルへの急こう配の道を避けて、敢えて
(安易に)国道156号を選択しましたが、これが大失敗でした。 (知らぬとは言え)ここも、山道をウネウネと上らせ、頭の血沸騰に輪を掛けます。
汗は、先ほどの泡燃料補給がドバーと出て、危険状態です。それでも上らねば先へと進めず、休憩・休憩で体力温存しながらの走行です。ここらが一番極限状態でしたね。

たまたま出くわした名水のお陰で、生き返りましたよ。

12:28 あまりの暑さに名水地でがぶ飲みします。 気温が35℃以上あったことでしょう。とにかく暑いです。 13:56 富山駅まで後30km弱

あまりの暑さに、本来訪れたかった『欄間の郷・井波』地区を削除して、とにかく前へ進めることだけに専念しました。
翌朝新聞記載に高山市最高気温更新36.2℃とありました、どこも記録的な暑さだったのですね。
14時頃になり、富山駅まで30km弱と分かり、駅へのルートを選択しますが、ここが車の為の構造で、広いには広いですが、up・downの連続で、無味乾燥の風情の無い自動車道でしたが、怒る気力も沸かず、3名が口数少なく、黙々と走ります。

≪男はつらいよ≫の話
汗は出るは、距離は長いは…で、極限状態だったのは、脚でも筋肉でも無く“男の大事なあそこの袋の裏” こすれて、更に塩もみ状態で、痛いのって! 夏場の長距離走は、ここにも気を使わなきゃと痛感しましたよ。


16時やっとの思いで、富山駅到着です。
暑さと気力減衰で感動ありません。
終えた、という実感だけです。 直後は、気分悪くなり嘔吐するしまつです。極限だったのでしょう!
列車内で体力取り戻せたのは、美濃太田駅到着時の20:19頃、なんと3時間も撃沈状態でしたよ。
それに引き替えあとの二人は、列車乗車直後から呪縛から解き放たれたように、弾けて飲み・しゃべり続け、ワイワイとやってました。
私が宴会に参加できたのは、美濃太田駅から岐阜駅間の数分でした。

16時ちょうどに富山駅到着 富山駅始発17:10発→20:42岐阜駅着特急ひだ20号 自由席車内 座席間隔広く快適空間です。 asano氏曰く『完走したご褒美ですよね』

過酷な一日から解放され弾けるasanoさん ジョナさんも、わざわざ尾張一宮出発選択してくれてありがとう。

【走行後記】
長時間走ることによって、いろいろとハプニングやら笑いやら苦しいやらありましたが、終わってみれば“笑顔”だけが残り、列車内の和気藹々が〆てくれました。
ジョナさん、asanoさんお疲れ様でした。また、応援・心配してくれた方々には、この場をもって感謝いたします。ありがとうございました。

勲章がまた一つ…なんて話も飛び出し、3名が力を合わせて完走できたということに、健闘を讃えあって、列車内で盛り上がる姿を想像して下さい。
『今回のイベントの成否の答えは、列車内にありますよ…』というasanoさんの名答、これが今回の全てです。
お疲れ様でした。

【AGさんコメント】
みなさん、お疲れ様でした
ジョナさんの画像はフラフラとは程遠い、ハジケタふうに見えますが?
ちなみにウチの奥様は、まだまだです
スキップ出来るぐらい軽やかに動きまわってますよ

【asanoさんコメント】
いゃぁ〜crazy
Gさん、ジョナさん、には足を引っ張ってしまいましたがパンク、怪我もなく無事完走でき、ありがとうございました。
一宮〜富山やはり素人受けが良いでしたね、また勲章が一つ増えました☆
もう走りたく無いのですが、超VIP貸切の高山線に乗車できれば\走ってもイイかな〜(笑)


一夜開けてサイクリストハイが覚めて去年と同じでたいして筋肉痛が無い
(不思議な)
ひるがの高原でかなりきてましたが…。
シュワシュワストレッチ方アルコールでストレス開放とか聞きますが、アルコールで筋肉もほぐれるんですかね〜それとも麻痺(笑)
よっぽどモールトンで琵琶一したときのが酷かったと思います。

【ジョナさんコメント】
コキリコ節のささら
G隊長、イイ絵を撮っといてくれたね〜! 
(五箇山発祥の『コキリコ節』に使われる『ササラ』です。)
ああ、今日はもう、ナンも言えません。
とにかく、自分が 200km越えをした満足感にひたっています。
asanoさんが言う 「crazy」、やっぱ ホメ言葉ととってしまう自分が・・・crazy?

ブログ アップ、もう 書きたいコト多すぎてメンド臭くなりました(まだ 手ェつけてません。)
隊長、早くツーリングレポートを完成させて下さい。
AGさん、「ちなみにウチの奥様は、まだまだです
スキップ出来るぐらい軽やかに動きまわってますよ」
笑ってしまいました! ・・・って、笑ってイイとこなの?
帰りの汽車の中、「来年はもうやらない! 松本なんてムチャだ!」って言ってた隊長。
やっぱりね・・・。 ノド元過ぎれば・・・。松本ですか・・・。はあ・・・。

行きますよ! 
ねえ、みんな!! 

【mayumiさんコメント】
土曜日の夜、背中がピカピカと光る三人を見送りながら、「ヘンな夜中のライダー!」と見ていて思いました。
おまわりさんに捕まらないか心配してましたよ。ホント
去年の金沢は確か14時半くらいに到着の知らせがあり、なんて速いの! と、思いましたが、今年は東に向かって「富山」まで!!
だんだん炸裂ですね

三人事故もなく、完走おめでとうございます。
この日差しと猛暑の中、よく頑張りましたね。


【まいど庵主人さんコメント】
久ぶりにおじサイクル掲示板、覗き見したらなんと富山駅ですか。この猛暑のなか、相変わらずそら恐ろしい面々ですなあ。五箇山よろしいですね。その隣の利賀村は昔世界演劇フェスティバルが開催されていた憧れの地でした。クーラーを効かせた車でいつか再訪しようと思います。

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