おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 120617(日)
天 気 本降りから快晴へと
参加者 私G、サニ太さん
目的地 五僧(ごそ)峠〜廃村ride 【ルート】 実走距離:80.7km

前日からの大雨は予報では、当日7時頃にはあがり、その後は日が照るとの予報を信じて、今回参加のサニ太さんへ【決行】の連絡をしたものの、内心、心配で、心配で、熟睡できずに朝を迎えました。
まだ雨は音を立てて降り続き、『本当に時間通りあがるのか?』と疑心暗鬼で、
(傘持参で)5時家を出ました。
関ヶ原町役場到着後も雨は音を立てて降り続け、心細くなったところに西から陽射しが差し出し、ナント、予報通り7時には回復し、風こそ強いものの、好天の気配で心前向きになった時にサニ太氏現れ、平常心を装う
(小心者の)自分が滑稽でした。

07:45準備でき次第出発し、先ずは琳光寺さん立ち寄りです。
正門、鐘つき堂が新築され立派な姿です。

  

今日のサニ太氏はいつもと違い、歴史碑、文学碑に興味を持って立ち止まり、碑の文面を読んでから再度走り始めます。
これはfuruさんの影響ですか?

今回は何故か、案内碑に目を通すサニ太氏 勝地峠は伊勢街道でもありました。 

↓養老CC横を通り、時集落を越え、いよいよ五僧峠へと徐々に標高を上げ、道はそれなりの勾配で私どもを阻みながら歓迎?してくれてます。
昨年の崩落個所の一つはノリ面復旧工事完了しておりましたが、もう一つはそのまま手つかずでしたね。

五僧峠へと上り始めます。高圧線の高さが妙です。 昨年の崩落個所の一つが壁面固められていました。 ここの崩落は工事手つかず状態でした。

10:40 五僧峠到着(場所はここ)です。
サニ太氏は廃村・廃屋が気になるらしく、雨あがり湿地へとへっちゃらで入っていきますが、その後、大変なことに。
タイツではなく七分パンツで脛
(スネ)を露出していたために、(知らぬ間に)ヒルに噛みつかれ流血となる惨事に。
地元巡回
(パトロール車)の方からは『ヒルに気をつけてください』と言われる始末。
なんでも鹿に付いて、鹿の血を吸いながら生き延び、エリアが広がるとの話です。
雨あがりの高温多湿で、脂過多の私どもの血はヒルにとって待っていました状態だったようです。

画像ではお見せできない箇所を通りましたので、自転車もどろどろです。 10:40 五僧峠到着です。かなり厳しい勾配を上ってきました。 廃村探検が好きなサニ太氏、何故か興奮しています。雨が上がったばかりで、ヒルがウジャウジャだったようです。ここでは2匹に噛まれました。

  

↓画像は、私が走行中、右脚くるぶし辺りにチクッと違和感感じ、止まると山ヒルに噛みつかれていました。
靴下もその部分真っ赤です。
走る前には靴の中点検したんですが…。

これが私に付いていた山ヒル 私の血はさぞかし美味かったことでしょう。

【山ヒルについて】
▽ヤマビルは、日本産ヒルで唯一の陸生吸血種です。分布は秋田県から沖縄までと広い。大きさは静止時2〜3cm、伸長時4〜6cm。人や動物の呼気、振動、熱、臭いに反応し、取りつくと足から首まで1分間で到達できることもある。

▽のこぎり歯のような歯を持ち、皮膚に食らいつくと口から≪ヒルジン≫という血液が凝固しない物質を送り込む。1時間以上かけて吸血し、その量は2〜3mlで自分の体重の10倍にもなる。ヒルは、満腹になると自然落下する。しかしヒルジンが残る間は血が止まらない。一度吸血すると2年間の絶食に耐えられる。吸血後は脱皮を繰り返す。


▽活動期は、主に4月〜11月で乾燥には弱い。しかし冬眠するわけでなく、気温10℃、湿度60%あれば冬でも吸血活動する。産卵期は5月〜10月で、ふ化期間は1ケ月。一生の間(2年程度〜最長5年)に100匹以上の子ビルを産む。ヒルは雌雄同体であるが、産卵のために交尾をする。

↓サニ太氏の希望で、河内風穴 (場所はここ)へと入場します。
私も、子供が小さかった時に
(車で)来たのは20年近くも前ですから、記憶が薄れ、まさか、今度自転車で来るとはね、です。
風穴内は涼しく、リュックにヘルメット姿のオッチャンが二人で…滑稽でもありますね。
観光ride、これも有りです。

河内風穴入場料500円 入口は狭いんです。 ほぼ直角のような階段

↓なかなか神秘的な画像でしょ!

風穴を出て、売店なる処を探しますが、どこにもカンフル剤の麦ジュースは無く、40km近く山道走り、血を吸われ、汗は出尽くし、ここらで一服と思っても何も有りません。
気落ち、落胆、力入らずでこの先の男鬼
(おおり)への激坂を進みます。

廃道らしく苔むした道です。 男鬼(おおり)へと進みます。 

男鬼からは急こう配で山越えです。枯渇しそうです。ホントなんです。
あ〜、かつ丼食べたい、麦ジュース飲みたい、自販機はどこ?と幻覚が襲います。

この水で、帰宅後焼酎で一杯だそうです。  14:57 休憩が必要です。疲れてきました。

15:24 琵琶湖一望できるview pointです。ここからシバゴンへ電話しましたがつながらず、補給依頼をあきらめました。

パンクも落車ケガも無く米原市(幹線道路)へと到着です。
関ヶ原までは、まだ15km程ありますが、一応平地にたどり着き、ホッとします。
醒ヶ井宿で梅花藻を見て、柏原宿を通過する際、見逃せない自販機が。
我慢できず立ち止まってしまい、240円の燃料補給です。
これが美味いのなんのって。
五臓六腑に沁み渡る…とはこのことでしょう。
店先の酒ケースを勝手にひっくり返して簡易椅子にし、街道行き交う人にお構いなしで、しばし休憩です。
『お疲れ様』、と缶を合わせ、今日の五僧峠MTB廃村rideのプチ慰労会で今日を〆ます。
サニ太さん、お疲れ様でした。
来年もこの時期に走りましょう。
(来年は、河内風穴売店おばちゃんへ電話して予約入れておきます)

醒ヶ井宿の梅花藻が咲き始めていました。 ここで、我慢できずに小休憩。 酒屋さんの店前で。

【完走後記】
雨が心配で、決行か中止かを迷いましたが、やって良かった、行って良かった、で終了できました。
サニ太さんの協力に感謝いたします。
廃村・廃屋探検、山ヒル吸血、河内風穴、麦ジュース禁断症状といろいろありましたが、有意義に過ごすことできました。

五僧峠を下りたところでオオルリを高額カメラで撮影してみえた方と気さくに話したりして、自転車だけでなく道中の出会いも面白く感じ、良い一日でした。
(17:54解散)

【サニ太さんコメント】
前回できなかった廃村観光とヤマヒルへの献血、美しいふんころがしの観察さらには梅花藻。最後の缶ジュース。 
帰宅後は男鬼村の清水での焼酎水割り、こんなに幸せな一日。
また味あわせてください、ありがとうございました。

【asanoさんの今日】
今日は天気も回復に向かってたので自走でひるがの高原行ってきました。
ソロライドはやっぱり辛かったです(^_^;)
神岡トンちゃんはかなり暑くなりそうですね!
ロングソロは辛いです、何でもないこと話しながら走った方がなぜか楽です!
一人だと早いだの遅いだの言われないのでペースがわかりませんね、
因みに美並まで2時間ひるがのまで7時間弱でした。
ゴールにBBQがあるので何とか登れましたがアイスクリームではとても行く気になれませんね(笑)
帰りは北濃から関まで輪行しようと思いましたが北方の方がいたので便乗させてもらいました(^_^;)
神岡トンちゃんが楽しみですね!

 郡上、国道156の反対側走ってて見つけました。ホルモンはけいちゃんの事らしです、お店は改築されてて綺麗すぎますが一度行ってみたいです! 

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