日 時 | 120826(日) |
天 気 | 申し分のない夏天気 |
参加者 | 一人旅 |
目的地 | 乗鞍へと |
夏休み最後の日曜日ということと、知人Ma専務から頂いた登頂記念菓子をもらったことが、どうも自分に納得できず、引っ掛かり、すっきりせず、またお声をかけても誰もそれらしい反応なかったので、今回は一人旅決行ということに。
いつも通り03:30過ぎ、岐阜駅へ向けて出発。
輪行準備して、05:40始発に乗車します。
ホームから日の出が見え、乗鞍完走心に決めます。
高山線輪行も数をこなすと、この列車に愛着が出ますね。
普通列車は決して速くなく、揺れもありますが、始発列車はさほど込み合わず、自転車置くスペースもあり、車窓からは四季折々の景色が堪能でき、山、川を見ながらの列車旅、気に入ってます。
サルスベリも満開、稲穂は黄金色になり、早いところでは稲刈りが始まっており、トンボも飛び始め、初秋を感じます。
高山駅08:42着、輪行解除し、コインロッカーに荷物を預け、さあ、出発します。
丹生川村沿道は、秋を彩る花が植えられており、地生えコスモスも咲き始めています。
前回で給水ポイント分かっており、発汗で痙攣起こさないよう、自衛手段でポカリも用意してます。
前回は、正直アップアップで、ヨタヨタと走りましたが、今回は乗鞍への分岐もそれなりに快調に進むことができています。暑さの違いでしょうね。
しかし、この分岐から平湯峠までのアプローチが何度上っても厳しく、易しくは上ることはできません。
平湯峠では、心地よい風が吹き、ひんやりとして、大の字で昼寝したい気分です。
乗鞍・畳平では気温14℃表示です。
さあ、上り始めます。
途中で、MTB女性に抜かれたので、気持ち折れないように奮起しますが、体は正直で、汗が吹き出し、そろそろ限界値に。
高山線時刻18:54発は帰宅が22:30とめちゃ遅くなるから、16:21発に乗りたいし、ということで、畳平への完走こだわらず、そこそこの感触で、あっさりと下山へと。
(本当はヘロヘロでむりだったんですよ)
高山駅前へ戻り、お決まりの終了泡燃料補給time。
外人さんの横でグビグビ飲んでいると、横から視線を感じ、話しかけようが言葉が思い浮かばず、英会話…なんてレベルじゃなく、むしろこの青年が私を憐れんで、ゆっくり話しかけてくれました。でも、単語が出てこない。本当に出てこないんですよ。
先ず、お決まりのニコッと笑顔で
『Where did it come to Japan from? 』 と話せればいいのですが、そうではなく
『Where are you from japan?』 と、中学生・学校英語で。
『It came from Belgium. 』と答えられ、さあ、ベルギーがどこにあるのか分からず、言葉も出ず困った顔していると、フランスの左上の小さな国、とでも言っているかの身振り、手振り。
『OK、OK』と何言っているんでしょうね、私。
『waffle、chocolate、beer』と言ってくれますが、その次に私から発せられない!
ここでも嫌な汗が出始めましたね!
今まで何をしてきたんでしょうね!遠い過去、それなりに学習してきたのに、さっぱり、さの字で、単語すら出てこない!
焦ってもしゃあないので、私も身振り、手振りで、
『ビール飲むか?』と日本語で。
この青年に、キリン缶ビールと豚ハムソーセージをごちそうしてやると、
『OH、KIRIN、ね』と言い、ソーセージは『オイシイ』と言った。
おっちゃんは英語喋れなくても、身振り、手振りがあるやん、と学習して、アドレス交換して別れました。
駅前コンビニ前で、外人と日本人おっちゃんが、ビール片手にしどろもどろで話す姿は、ほかの皆さんには『変』と映ったことでしょう。
2週間滞在の彼、日光、東京、奈良、高山と移動しているようです。
日光東照宮の見ざる、言わざる、聞かざるを身振りでしたときは、滑稽で笑えました。
『history and he is Ieyasu Tokugawa.』と教えてやった!
(もちろん彼は知っているだろうけど)
彼の母国語はフランス語でしたが、おっちゃんに合わせて英語で話しかけてくれましたが、能力のないおっちゃんの苦悩の顔つきに、彼の困惑顔はこのおっちゃんでも読み取れました。
ちなみに彼は、名はLoic 26歳 drawing-teacher だそうです。
今回の一人自転車旅の収穫は、この英会話?でした。
あとから思うと、自分の困惑顔してただろう、という姿が滑稽で、車内で一人笑えました。
これも『自転車旅』でしょう。
ということで、今企画終えます。
皆さん、足腰鍛えるのも良いですが、頭も鍛えましょう!
ベルギーの位置です。学習してください。