ひるが野night-ride

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 130818(日)
天 気 晴れ
参加者 私G
目的地 拙宅からひるが野分水嶺往復208km 【ルート】

今夏の猛暑・酷暑で、本企画を取りやめたものの、前日土曜日の仕事が午前中に終わり、昼から自転車ながめ、独り言を…。
『明日、日曜日何をしよう?』 『自転車乗らないと?』 『今更皆さんにどこかに行きませんか?』とも言えず、さあ、どうしたものか?と。
asano氏が大阪往復400km弱を走っていることもあって、落ち着かない病で、15時頃、思い立ったように女房に『今夜から神岡向けて走ってくるは!』と。
その女房『夜に一人で走るのは止めたら!』とも言わず、『何時に出るの?』という始末。
言った手前、引っ込みつかず、『20時出発で』と言ってしまい、これが、今回の動機・発端です。

night-rideは慣れたもので、それなりに準備してさあ、出発。
順調に走り込み、道の駅美並には22:31到着。
夜のこと故、何も撮影することもなく淡々と走るだけ。
白鳥コンビニ補給後、道路端でリュックの中を点検していると、何やら白黒の車が近づき、制服姿の警察官が懐中電灯を灯して近づいてくるじゃありませんか。
これって、職質?
『どうされましたか?』 『一人でどこへ行かれますか?』 『どこから来られましたか?』と。

22:31 道の駅みなみ 00:25 白鳥コンビニで最後の補給 00:25 白鳥まで82.5km走行

白鳥辺りまで来ると気温が徐々に下がり始め、涼しくも、汗をかいているので冷えてくるのが分かります。
この先の道の駅白鳥で仮眠は寒かろうということで、いつものここで40分ほど仮眠休憩。
01:27この先長いので早めに走ろうということで、先を急ぎましたが、徐々にR156街路灯が少なくなり、石徹白との分岐を越えると明かりが皆無に。
真っ暗なんですよ。

01:27 白鳥で仮眠休憩後走り始める。冷えてきて、横になっていられない。 01:52 道の駅白鳥到着、この時気温23℃ 02:02 石徹白分岐手前通過

02:12 通過 02:15 高鷲方面分岐地点

真っ暗な道を、しかも、厳しい上り坂を、のろのろと、淡々と進めば、もうちょっとでひるが野分水嶺公園という一番厳しい状況の中、道路法面上の草むらが『ザワザワ』 『ギャ』 『ザワザワ』と音がします。しかも私の左真横・上方で。
瞬時に熊を連想し、頭の中真っ白になり、めちゃ、ビビりましたよ。
鳥肌は立つし、恐怖心感じるし、『ウォ〜』と一人大声だし、脱兎のごとく上りましたよ。
過去、最高の上り速さだったことでしょう。
03:46 分水嶺公園到着すれば、辺りは真っ暗、音も無く、走る車も無く、更に恐怖心が…。
夜明けまでまだ90分はあろうかと、こんなところでは仮眠できず、先の高山側は、見えないほど真っ暗。
(いつもは夜明け到着なので)
『神岡』なんてどうでもよくなり、ここを離れたい一心で、来た道を高速で下りる決断をしました。
とにかく、明かりがあるところへ行きたかったのです。

03:46 分水嶺前到着

郡上大和まで戻り、張り詰めた緊張感が抜け、眠気が。
ここで、リュック枕にしばし寝てしまい、目覚めはスッキリ、足腰痛みも無く、走れば気になる店があり、のれんはかかっているものの、住んでいる気配は感じられず、画像だけ撮り更に走り込むことに。

かつて行った『きじま』さん、営業中ののれん、札はあれからずっとかけられたままなのか? 清流長良川、観ていると落ち着きます。 郡上八幡だね。

命の水です。火照った体をタオル濡らして、冷やします。 いつもの場所で休憩 06:46 閉まっていたので、お礼を言えずに立ち寄れず。

昨夜から、汗と暑さで、固形物食べられず、流動補給食と冷たい飲み物ばかり摂取で、胃がピクピクと痙攣し始め、我慢しながら長良川左岸をのんびりと走れっていると、なんと、imaki氏とすれ違い、お互い立ち止まり、彼は郡上大和五石さんへモーニングけいちゃん食べに行くとのこと。
09:23 imaki氏けいちゃん食べ始め。
私も一瞬けいちゃんに色気づきましたが、ここから北上する元気・体力・気力は無く、長良川鉄道・木尾駅から列車があれば乗車して北上すると伝えて別れて、駅に向かえば、北濃行の列車は出た直後、次の時刻は90分後。
これでは向かえず、あきらめて左岸道路に戻り、のんびりと走れば、集落の中に自販機が。
もう我慢できず、230円で液体泡燃料補給。
五臓六腑に染み渡る、とはこのことで、飯は食えずともシュワシュワは、染みて体内へと!
なんという美味さでしょう。

ここでも補給 ありがたい水です。  07:43 長良川左岸生活道路に見つけたら、我慢できなくなり、230円でちょいと休憩。これが五臓六腑染み渡って美味かった。キリン泡がこれほど美味いとは!

岐阜市内へ入ると、暑さが半端じゃなく、気力が失せていきます。
岐阜駅から拙宅まで20km弱、この距離が走れず、名鉄岐阜駅前で輪行準備して、10:32発に乗れば、冷房が効いて涼しく、待ち時間+乗車時間の20分程度が体を和らげてくれました。
一人旅、気楽・気ままもありますが、寂しくもあり、長〜い15時間でした。
帰宅後に、ガッツリ食べて、飲んで、撃沈は言うまでも無く、一人旅を終えます。
この猛暑の中、昼間の200kmは走れませんが、night-ride200kmは楽しいということも付記しておきます。
(asano氏のように、小径車で400km走れる体力は無いことは事実で、若さが欲しい!)

himiyoshiさんコメント】
お疲れ様でした。
最近は池田山にも熊が出るみたいですから、さぞかし
一人の夜は怖かったでしょうねー。
誘ってくれたら良かったのに(笑)
ワタシは炎天下の中、二ノ瀬を越えて四日市まで。
お先に干物を堪能してきました。
いやぁ旨いっすよここ。
おまけにこのクラブの趣旨にピッタリだと思いますです^^
himiyoshiさん撮影画像
【asanoさんコメント】
みなさん熱中症ですね〜!
いつもは日の出の分水嶺ですが闇の分水嶺不気味ですね!
夜中の関ヶ原周辺も不気味でしたよ〜…^_^

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