ロードはやっぱり軽かった!

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 141116(日)
天 気 午前中は寒かったけど、終日好天でした。
参加者 私G、泡太郎さん、mayumiさん
目的地 松阪・伊勢観光ride(津駅から50km) 【ルート】
先々週、思い付で一人で走りましたが、今回は、泡太郎さん、mayumiさんと三人旅で、伊勢街道をロードで走るという企画です。
当初の計画では、JR四日市駅から90km走り込んで外宮参拝が主たるものでしたが、時間を稼いで現地での時間を採ろうということになり、河原田駅まで乗車。
ところが、河原田駅に降り立つと、伊勢鉄道がすぐそばに見えるじゃありませんか!
JR快速みえは伊勢鉄道の軌道を利用しているし、1輌ワンマンカーも良いじゃない、ということで、
(吹きっさらしのホーム上で)30分待って、伊勢鉄道を河原田→津まで乗ることに、お二人の同意を得て急きょ変更。
青空フリー切符は、伊勢鉄道も別途運賃払わなくても乗車可能ですから、津駅まで一気にワープ。
来ました、来ました、08:03発のディーゼル車輛が。
いかにもローカル鉄道って感じです。
走り込むはずが、自転車人的、鉄道旅になっちゃいました。

青空フリー切符2,570円、ちなみに、先々週、伊勢市駅〜尾張一宮間2,450円です。

07:31伊勢鉄道・河原田駅、08:03の津行を待ちます。 30分の待ち、寒いよ〜。 JR河原田駅はすぐ下です。高架橋でつながってます。

08:00津行到着です。1輌、ワンマンカーです。 津駅までワープになってご満悦。 車内はこんな状況

青空フリー切符だから、伊勢鉄道もそのまま乗れちゃいます。 プチ鉄ちゃんの私は興奮気味

津駅に降りて、トイレ済ませれば、JR線に、名古屋始発の快速みえが滑り込んできました。
なるほど、この時間に津に到着なんだ、と妙な納得をして、次回からは、めちゃ早朝から早起き移動は止めよう、とも。
さて、そそくさと準備して、津駅から走り始めます。
08:30過ぎていますから、陽射しはたっぷりあって、予報の風はさほど感じず、むしろ暖かさを感じて出発です。

日本三観音
(浅草観音・大須観音・津観音)の一つ、『津観音』は通り道ですから立ち寄ります。

09:17津観音へ到着 天井絵です。 

泡太郎氏が興味を示したのは、観音様じゃなく、すぐ近くの『怪しそうな飲食店街』に。
今時珍しい長屋状態で、通路両脇びっしりとスナックばっかり。
泡太郎氏、『ズンズン調査隊』になっちゃってます。
(『ズンズン調査隊』って、どっかで聞いたことがあるような)
この辺り、とにかく夜の歓楽街で、昔はさぞかし夜な夜な人が集まって活気があったことでしょう。
津市の活力源・繁華街だったんでしょうね
(今もでしょうね)。

何か、怪しい商店街へ探検です。 夜は賑わうでしょうが、朝一はひっそりとしています。そこを自転車引っぱって探検です。

09:31 いつもの赤い橋を通過 10:13 月本追分到着 10:34 松阪商人屋敷跡到着

旧伊勢街道ルート上の『松阪商人屋敷』見学です。
今日はたまたま入館無料だったので、ちゅうちょなく入らせてもらいます。
江戸で紙や木綿を手広く商っていた豪商、小津清左衛門(おづせいざえもん)の屋敷を公開したものだそうです。17世紀末ごろに建設された木造2階建ての母屋には、見世の間、勘定場、座敷など20以上の部屋があり、屋敷奥の内蔵には、松阪商人に関する資料を展示してあります。

係員さんに、
『どうやって
(この小さな松阪で)儲けだしたんですか?』
『元は木綿問屋で、三河との取引から江戸へと海運で拡張し、江戸で儲け出し、使用人を江戸に置き、主人は松阪で、と。 今で言う、営業所と本社のような関係をいち早く確立させ、江戸で利益を上げた』との説明でした。

庭園もきれいに整えられています。 木綿問屋で栄えたそうです。 時代劇の千両箱とはかなり違って、小さかったです。

何度も撮り直しで、男優さん、女優さんも大変です。

歴史見学会はそこそこに済ませ、毎度一番の目的のトリユウへと急ぎます。
mayumiさんから『電話して予約入れてよ』と催促を受け、『今、松阪商人屋敷ですから30分程度で行けると思います』なんて話して、そこからはメチャ高速で走ります。
mayumiさん
『やっぱ、ロードは軽いは! スイスイ走れちゃう、まるで、羽根があるみたい』とか、快調ぶりを言いたい放題です。
ネーサン、調子良いのは分かります。
そりゃ、追い風とは言えないまでも、向かい風じゃ全くないですから。
それに、もうちょっとで焼肉昼食ですから!

15分であっという間に到着です。
時間は11:15、お客さんはたった一人  ヤッターlucky。

泡太郎氏が好き勝手にバンバン注文しちゃいます。
先ずは親から。 しかし、肉が固く、食べ辛い、やっぱり若だね。
以前、誰かが、○と鳥はヒネに限る…と言ってましたが、やっぱり若だよ。 もう歯が立たんから。

焼肉の時のご飯が美味しいのよね〜、と言って、もちろんご飯も。

11:15昼食トリユウさんです。 どうせ食べるなら、やっぱり一番乗りです。 ここは、時間を逃すと、いつ順番が回ってくるか読めません。 人気店ですからね。

焼肉燃料を大量に摂取したので、走るには何ら問題なく、ガンガン走れば、ネーサン『暑い、熱い』と言い出し、路上お着替えです。 オイオイ、ヤルネー。 後方の泡太郎氏は熱視線です。

食べ過ぎでへんば餅は今回through、じゃなくて、私、個人的にお薦めの二軒茶屋餅に案内したかったので、throughです。

12:18オネーサン、暑い、熱いと言い出し、路上でウェア脱ぎだします。 13:19へんば餅通過

伊勢市河崎町へと皆さんを案内します。
かつて、物流・海運の拠点で栄えた界隈です。
しかし、神宮景気は、神宮回りだけであって、一歩裏へ足を延ばせば、かつての繁栄は嘘のように静まり返り、閑散としています。赤福Gの独り勝ちですね。

河崎町『和具屋』さんへ案内します。
江戸時代から河崎で商う陶器問屋。建物の入口から奥までかつて荷物を運んだトロッコのレールが半分残ってなお六十四メートルあり、「伊勢の台所」と呼ばれた昔の河崎の繁栄がうかがえる。

女将さん曰く、昔、運送業が無かった時代は、様々な食器をストックすれば売れて、売れて、旅館で使う料理大皿も売れた、奥深い倉庫までトロッコレール引いて、ストックして納め、ストックして納めて繁盛したとのこと。 今は物流が便利になり、買いに行かなくても届けてくれる時代、時代が便利になり、うちの繁栄は過去の事、と嘆いておられました。 
町並み保存も難しい問題です。
生活が先ですから。 

13:42 河崎町『和具屋さん』見学です。奥深くまでトロッコレールが引かれています。 昔、旅館、料理屋が繁盛した良き時代、今の運送屋が無いので、店にストックされていたので、繁盛した、と女将さん談 伊勢とっくり

甘味処の二軒茶屋餅さんへ案内します。
伊勢三大餅(赤福、へんば餅、二軒茶屋餅)
私個人的には、ここが一番好きですね、上品なお味で。
お二人も満足していただけ、案内した甲斐がありました。
ご笑覧の方々、伊勢に行かれた際には、一度、ご賞味下さいませ。

14:05二軒茶屋餅さん到着、ここは私のお薦め店です。 案内した以上、食べていただきます。@230円 レトロで良いでしょ。

泡太郎さん、撮影協力ありがとう。 14:39 まんぷく食堂発見、でも食べられません。次回の昼食場所に考えます。 15:26発快速みえで、泡太郎さんからの差し入れ、ごちそうさまです。

今回の自転車旅も終わりになり、JR伊勢市駅15:26発で帰ることにします。
15時を過ぎると、気温も下がり始め、終えるには良いtimingでしょう。
お二人には満足していただけたようで、お付き合いありがとうございました。
mayumiさんに置かれましては、走る気満々だったことでしょうが、意気込みへし折る形となり、意に反してしまったようで、申し訳無かったです。
titleの『ロードは軽かった』は、
(ガンガン走らず)自転車担いで歩くにも軽かった、という意味含んでいるようです。

次回
(お二人には)北風強い時は、観光企画じゃなく、追い風・神風で130kmに挑戦して頂くことにいたしやしょう!
さあ、伊勢はこの辺にして、寒くならないうちに帰るとして、名駅7、8番へ行きましょう!


himiyoshiさんコメント】
おつかれ?様でした。
ワタシもあまりの寒さと冬ならではのシルキーな雲に恐れおののき、
養老山脈を超えるのを断念して二之瀬から谷汲の紅葉を見に行きました。
スイスは遠い・・・
今日、想定外の南風じゃなかったですか?
himiyoshiさん撮影画像


【泡太郎さんコメント】

行き当たりばったり?
急遽、行程変更に、趣向を凝らした、二度美味しいコースに早変わり、おかげ横丁なくても、堪能できました
冬場は、短く、濃くですね
隊長、魔由美さん、楽しい一日をありがとうございました

【mayumiさんコメント】
隊長さん、泡太郎さん、日曜日はありがとうございました。
本当は四日市から、当初は桑名から久しぶりのロードで頑張って走るつもりだったんですが、
隊長さんが可愛い伊勢鉄道を見つけて急遽、津まで電車旅に
大人の泡太郎さんも、電車旅に肯定的「いいじゃない」

電車を待つホームで、「えー!」と言っていたのですが、内心は「よしよし
だって、津までラクチン移動できるんですもの「やったー!」

松坂から「とりゆう」に電話してからの隊長さんの走りが一番光っていましたね。30分が15分に短縮ですもん

ロードは担いでも軽く、乗れば「小鹿ちゃん」に乗っているように軽やかで、
できれば来週には羽が生えてくれないかと願うばかりです

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