日 時 | 151004(日) |
天 気 | 秋晴れ |
参加者 | 私G、ジョナさん、imakiさん、おさむさん、ツッチーさん、翔一郎 (飛騨小坂駅で差入れhiromiさん) |
目的地 | 飛騨小坂駅から濁河峠越して木曽福島へと85km 【ルート】 |
数年ぶりの企画遂行です。
正直、このルートは走りたく無かったのですが、御嶽噴火から一年が経ち、不幸にも噴火の犠牲者が出たことに対して、弔いの意を込めて、走ることに。
高山線岐阜駅始発に乗るためには、家から自走で岐阜駅に行くしか手立ては無く、早朝03:30に家を出るものの、想定外に気温低く、指切りグローブではこの先走れないと判断して、コンビニでスリップ止め付いた軍手を購入して、先へと進めました。
岐阜駅05:38発に乗車し、飛騨小坂駅08:07着
駅には、ツッチー氏、ジョナ氏、そして下呂支部長のhiromiさんが居てくれました。
彼女は、我々を見送るという意で、わざわざ小坂駅まで来てくれてありがとう、感謝します。
駅から濁河峠まで40km、標高差1,350MHを上ることに。
飛騨小坂駅標高518MH、→40.6km地点標高1,874MH
AVにすれば、計算上は3.4%になりますが、そんな上手くはありません。
9%、ときには12%勾配が有り、私の貧脚には厳しい激坂と化しているのもかかわらず、
私を除く5名は、ひょうひょうと上り進み、時間を無駄に費やしたのは、私の貧脚のせいでした。
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濁河温泉まで残り28km看板地点で09:38、そこから激坂続き、10km走って残り18km地点11:13
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お〜、見えてきました、霊峰御嶽が。
頂きは雲に隠れていましたが、上ってきた辛さをすっ飛ばす景観が。
これを見たいが故に、また、この景観を新人参加諸氏に見せたいが故に、ここまで、いや、もっとひたすら上ることに。
何も知らない若者には、特に見せたかった。
御嶽とは…、と。
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13:17 やっと、濁河峠到着です。5時間弱も要してしまいました。
気温も11℃しかありません。
時間が落ちていますから、先へと進み、最高地点のチャオリゾートへと隊を進めます。
上れば暑く、下れば寒く、これを山岳地帯rideです。
前回訪れた時より、ずっと道路整備が進んでいます。
この道はできたばっかり、というようなアスファルトもねちゃつくような真新しい道路が。
オリンピックの陸上高地トレーニング場誘致ということでしょう。
13:49 チャオリゾート到着です。
ここでは言葉は要りません。
乗鞍がくっきり見え、180°反転すれば御嶽が。
苦労して上ったことが、ホントすっ飛びます。
下呂市民のジョナ氏、ツッチー氏とはここでお別れです。
私共4名は木曽福島側へ、彼らは高山、久々野方面へと。
健脚2名は、この御嶽横断が物足りなかったようで、久々野から位山を越えて小坂へと帰ったとのこと。
信じられない健脚です。
ガス欠寸前の私らは、泡太郎氏お薦めの蕎麦屋へと進みますが、時間が14時を過ぎており、電話確認すれば、もう閉店したとのこと。
開田をさまよい、たどり着いたのが、たけみ商店さん(場所はここ)
ここの女将さんがご親切にも私どもを見るに見かねて、食事処を紹介の電話をかけてくださいますが、どこも閉店後。
女将さんの一言、
『おにぎりでも良かったらうちで食べる?』
『チャーハンならできるかも』『カニチャーハン?、エビチャーハン?』『どっちが良い?』
『道の反対の店へ行って、あそこで食べて!』
私:『できることなら、温かいそばつゆが飲みたい』
『分かった、何とかしてあげるわ』
泡:『豆腐も食べたい』
『分かった、それもつけてあげる』
てな会話の後に、出された食事が画像のよう。
ま、この時のチャーハンが美味いこと、どこの中華料理屋よりも美味かったです。
味には、人情、親切が乗っかって、ホントありがたい料理でした。
ご親切にしていただいて、たけみ女将さんに感謝です。
濁河峠を再度上って、下りて、という気持ちはさらさら無いが、この人情味に再度触れてみたいという気持ちは4名がそれぞれに思ったことでしょう。
これもまた自転車旅の良いところでしょうね。
苦労して走ると、良いことが何か起きるのですね。
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事故、ケガ無く、木曽福島へと下りました。
泡氏から、木曽福島駅手前で、10分、5分でも良いから足湯に入りましょう、との提案を受け、泡氏先頭で街内をゆっくり進み、足湯場の前に缶ビール入手。手順が良いですね。
4名、足湯に浸かって一日の労をねぎらいます。
17:51発の電車に乗り、名古屋へと向かいますが、私の携帯にはasano氏からline連絡が入っており、『17:43(送信) 皆さんの到着を、名駅7、8番で待ってます』と。
20:19 駅に到着すればasano氏から『ようこそ、待ってました』と赤ら顔で歓待の言葉。
(2時間30分も)待っていてくれてありがとう、どれだけお金を使ったかは知らないけど。
(時間外報告の記載は割愛)
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家を出たのが03:30、帰宅は22時という長丁場。
事故、ケガ、パンク等アクシデントも無く、汗出しきって上って、下りて、想定外の人情味にも触れられて、記録よりも記憶に残る山岳rideでした。
スーパー新人のおさむ氏も2回目参加で今企画完走し、脱帽です。
何も知らない若者には、このrideが後に活かされることを期待して、今企画を終えます。
参加の皆さん、後方支援のhiromiさん、ありがとう。
【ジョナさんコメント】
本当に、この数年の中で いちばんキツかったよッ!
皆さん お疲れ様でした。
でも、天気も良く絶景やったで 来て良かった!
・・・最後に試練はあったけど ・・・
≪こうもり野郎氏報告書≫
【泡太郎さんコメント】
こうもりさん・ツッチーさんとお別れした後、ライダーご用達の蕎麦屋さんに行こうとTELしたところ、「売り切れました」
空腹を満たそうと「たけみ商店」に入店(15時前)
向かいの、そば処「たけみ」から、おかみさん(同経営者)
同業者(食堂)へTELしてもらえるもお昼は終了
行き倒れになるとあかんで、なんか作ってあげるわ
裏メニューをいただき、木曽福島駅まで無事、たどり着くことができました
普通では終わらない
おじサイクルでした
アハハ
【ヤマさんコメント】
参加したかったです。自分がどれだけ付いていけるのか。
あれだけ登り切ったら気持ち良いだろうなと考えながら、一日中クソ暑いボイラー室で仕事しました。
40キロの登り、考えただけでも心が折れそうですが、一度走ってみたい
お疲れ様でした!
【翔一郎コメント】
お疲れ様でした!
おさむさんの走りが凄すぎて、若者が先にへばる訳にいかず大変でした。
どキツイ坂でしたけど、御嶽山&乗鞍の絶景見ることができ良かったです。
たけみさんのご飯無かったら倒れてました笑
【おさむさんコメント】
入部試験でいきなり二ノ瀬、入部後初めてrideでいきなり御嶽横断 もう死にそうでした。
翔一郎さんやツッチーさんの走りには とても付いて行けません。
地獄の上り 天国の下りとても楽しかったです。
次は何処に、とても楽しみにしてます。
【himiyoshiさんコメント】
わざわざ辛い飛騨小坂からのスタート、ホントお疲れ様です。木曽福島からは2回アタックしてるんですけど、
報告書読んでるとやっぱり次も木曽福島からのほうがいいなぁと思っちゃいます^^
チャオ前の綺麗な舗装路、どうでしたか?
乗鞍が綺麗に見えて羨ましいです。
いやはや、本当に凄いです。