2016御嶽横断ride

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 161023(日)
天 気 曇天、処により晴れ、チャオリゾートは3℃極寒
参加者 私G、おさむさん、泡太楼さん、himiyoshiさん、ツッチーさん(10時まで)
目的地 飛騨小坂駅〜御嶽横断〜木曽福島 【ルート】(走行距離:85km)
拙宅早朝3時出発予定でしたが、早起きおさむ氏より出発を促されmailを受け、02:47出発。
高山線岐阜駅始発が05:37、その時間には、尾張一宮駅からは、下り線の電車は無く、いつものことながら自走で岐阜駅まで。
せっかち二人は、バンバン走り、岐阜駅前のなか卯に、03:30に到着してしまい、早朝食事time。
早朝の気温は寒くは無く、40分で岐阜駅まで走ってしまい、tension絶好調です。

時間に余裕を以て05:37始発に乗り込み、飛騨小坂08:06着まで、仮眠timeです。
車内はやや気温低く、車掌さんに暖房の温度を上げてもらい、快適お休み移動です。

07:05飛騨金山駅到着し、
(前日土曜日、お母さんの骨折で不参加になった)ジョナ氏からの差し入れを、めちゃ期待しましたが、彼の姿はホームのどこにもなく、期待した我々が甘かったです。
泡太楼氏は、『電話してよ』と横着三昧。
  
飛騨小坂駅08:06着、飛騨萩原在住のツッチー氏は、既に到着していました。
午後から地元の用事があるようで、time-limitは、上り10時迄とのこと。
90分程度のお付き合いとなりますが、私の脚力で90分を考えれば、上り勾配数kmしか進まず、恐縮です。

飛騨小坂駅標高517MH→濁河峠→チャオリゾート1,888MH
40km行程で、1,371MHを上らなくてはならず、毎度ながら、厳しい行程です。

今回、himiyoshi氏が意表を突いて参加表明したので、決行になりましたが、そうじゃなきゃ、削除しようとしたのも事実です。
40kmの上りが、厳しくて、厳しくて…!

 

  

走り始めて30分足らずで6%勾配へ差し掛かります。
ここからは、試練しかありません。
6%→9%と坂も変化して、安易に進ませてくれませんが、山の景色が色づいており、≪紅葉満喫≫それだけが癒されます。

  

 

濁河温泉まで、あと20kmの看板前、ツッチー氏は、ウィンドブレーカーを着用しているのに、寒くて、寒くて、身震いしていますが、対する、私とおさむ氏は、汗がボトボト落ちています。
私ども、上りでウィンドブレーカーなど必要なく、この差は何でしょう。

(私)見るに見かねて、『ツッチー、もう帰ってよ!』 『更に上っても、(限られた帰宅までの)時間の無駄だし、体温上がらんのなら、寒いだけだから帰ってよ』と言ってやります。
表彰台ヒルクライマーと、一般自転車乗りとは、今企画、一緒に走るのはこの時期無理のようです。
じゃ、暑い時は、私らは汗の出過ぎで、それもかなわぬ無理です。
困った話です(笑)、ということで、彼は、来た道を引き返し帰ります。
お疲れ様でした、というより何も疲れていないことでしょう!
むしろ、付き合ってくれてありがとう。
彼のヒルクライム力に脱帽と敬意を表します。

10:41 絶景が見渡せるいつもの場所です。(日本一の長さの溶岩流の跡を一望)
あいにくガスがかかっていますが、この景色を見るために上ってきているようなものです。

12:12濁河温泉への分岐到着です。
4km手前地点から、この分岐までが一番厳しい上り坂です。
たった4km、されど4kmなんです。

徐々に気温が下がり始め、濁河峠では6℃になり、チャオへ進むと更に気温が下がり、霧が下界から上昇し、ついには霧の中での走りです。

 

  

高橋尚子記念石碑に近づくと、辺り一面濃霧と極寒冷凍地帯へと変わります。
風が吹いているのではなく、とにかく冷えてきて、一帯、降雪の一歩手前状況です。
気温3℃、
(夏ウェアでは)耐えられず、画像だけ撮って、そそくさと下山開始です。

この寒さを回避するために、
(昨年もお世話になった)『そば嶽見』さんへ、泡太楼氏が電話予約します。
『ああ、昨年も来てくれた、チャーハンの人たちね、待っているから、早くおいで!』と食事予約が取れて、高速で下山開始です。
私らはチャーハンの人たちで通るんかい!、ま、良いか!

 

(春秋用の)指付き手袋していますが、手は紫色になって、しびれも感じて、しもやけ状態です。
暖房が効いている店の中に通されて、『暖か〜い、寒くて死ぬかと思ったよ』とおさむ氏。
お通しの、なめこ、白菜、赤カブの酢漬けと、山菜そば大盛
(1,200円)を美味しゅう頂き、血の気が戻り、体の冷えも治まり、ご馳走様でした。

歓待していただき、生き返りました、ホント。
別れ際、女将さんに挨拶し、
(ついつい調子良く)『また来年きます』と言ってしまったことに、ちょっと反省も。
また、あの劇坂を40kmも延々と上るのかと思うと!

余談ですが、血色が戻り、口調良くなり、メンバー諸氏が、『隊長の還暦の年は、一泊で富士山ヒルクライムだァ』と、弾みにしても嬉しいことを言ってくれます。
まだまだ上りを続けないといけないようです。

 

そば処 嶽見(たけみ)
長野県木曽郡木曽町開田高原西野4739
電話 0264-44-2019

 

早い帰宅を希望するhimiyoshi氏とは、木曽福島駅から1本でも早い電車に乗れれば良いと思って、食事後別れて、彼をフリーとして先に進んでもらいます。
我々3名は、木曽福島町内で足湯に浸かり、17時発乗車を考慮して、ちょっとの時間だけでも疲労を抜きます。
ここまで来れば、アルコホールも良いでしょ、と解禁です。

 

事故、ケガも無く、木曽福島17:00発に、(結果的には16時台には電車が無かったhimiyoshi氏と共に)4名乗車し、各駅停車に揺られながら、中津川まで78分間、乗り換え中津川から金山までの87分間、睡眠で疲れた体を労わります。
参加の皆さん、お疲れ様でした。
来秋もヨロシクです。

※今企画備忘録として、
1、往路:岐阜05:37発→飛騨小坂08:06着
2、復路:木曽福島17:00発→中津川18:18着、番線乗り換え、同18:35発→金山19:52着、番線乗り換え、同20:08発→尾張一宮20:25着→穂積20:42着
乗車料金:青空フリーきっぷ2,570円+下呂〜飛騨小坂410円
3、飛騨小坂駅標高517MH、チャオリゾート標高1,888MH、木曽福島駅標高773MH、今企画獲得標高2,044MH

【おさむさんコメント】
参加者の皆様 本日は大変ご苦労様でした
40kmの上り坂 私と隊長は汗だ〜だ〜、汗をあまりかいていない泡太楼さん、himiyoshiさん
そんな中ただ一人だけ ウインドブレイカーを着て上っているのに 寒い寒いと震えている ツッチーさん
いろんな方がみえる おじサイクル 面白いですね

下りは ほんま寒かったわ〜凍え死ぬかと思ったよ
この企画 来年は?
隊長の還暦には 富士山でしたね!

【himiyoshiさんコメント】
おはようございます。
昨日はお世話になりました。
ワタシも帰ってシャワー浴びたら電池切れでした。
300km走るよりキツいです。
御嶽、乗鞍が拝めなかったのは残念でしたが紅葉が綺麗だったのが良かったです。

【泡太楼さんコメント】
隊長指令
「お昼はとうに過ぎるので昼食場所は確保するように」

チャオスキー場尚子石碑から「たけみ」旅館さんへTEL
去年のチャーハンの人、今日は蕎麦があるよ
ウエルカム

約8Kの急降下、さらに下り坂、凍え死にそうなところへストーブの部屋の中、山菜蕎麦ダブルを頂き温まりました。

締めは、木曽福島、足湯で暖まり、帰路は爆睡
また、来年も企画してください
あはは  泡太楼

【とくもさんコメント】
坂は勿論ですが気温の事も含め、厳しく大変なライドだったんですね。
隊長やオサムさんの悪魔の囁きに乗らずに良かったと胸を撫でおろしています。

健脚、鋼脚の方々をお待たせしても『凍えない時期』であれば行ってみたいですが…
※「行きます」ではありませんよ「行ける可能性が生まれる」です!
こんな【軟弱あやふや野郎】の為に、決して夏のクソ暑い時期に計画しないでくださいね。

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