当初は誰も参加なく、ジョナ氏と私の二人だけでしたが、ジョナ氏がどうも煮え切らず、男二人で走るのは嫌そうな言い方、mail文面もめちゃ嫌そうな書き方。
そこへyukiちゃんからLINEが入り、『まったく走っていないので、付いて行くことは無理でしょうから、夫婦二人でコソ練しますので、今回は不参加で…』なんて文面が入り、『どこかで走るなら来い！』と高圧的な返事をして、4名がまとまり、女神様が一緒なら、たとえ郡上大和にたどり着けなくても構わないとも思い、今回は行き当たりばったり覚悟で、8時、美濃市道の駅出発を皆さんへ送信しました。
ジョナ氏の喜びようは、そりゃあ〜、そりゃあ〜、活字では表現できません。

ということで、私も4時起床で、5時前には自走で出発し、前照灯、後尾灯照らし、安全確保で走り始めました。
江南市→愛岐大橋を過ぎて、苧ヶ瀬へと向かう途中、暗闇の中、前照灯を照らして、年配の方が自転車で走っておられ、話を伺うと、御年73歳、毎日40kmを自転車で走り込み、冬場のトレーニングをしておられるとか。
冬場故に、凍てた道で転倒しては、トレーニングに本末転倒ですから、ディスクブレーキ付のシクロバイク(ドロップハンドル)を最近購入したとも言われ、気合の入れようが違っておられました。
『春になったら、長距離に挑む』とも。
『寒い時期は、鍛錬』ともおっしゃってました。

毎日40kmですよ、前向き姿勢に脱帽です。
不埒な気持ちで郡上大和へ向かう私は、何も言葉を発することできませんでした。

さて、めちゃ冷えている中、ジョナ氏が車で現れ、車内で暖を取らせてもらうことに。
冷えた体も暖かさでホッとしたら、妙な奴がニコッと顔して現れるじゃないですか。
このお方、いつも連絡があいまいなんですよ。
泡太楼と言いまして、ちゃんとしたところへ勤務しているサラリーマンなんですが、『報・連・相ホウレンソウ』をしてこず、毎度、管理人の私の気持ちをイライラさせる人物が、今回、ドタ参です。

私へ連絡を入れないので、私も彼へ情報を敢えて流さなかったにもかかわらず、まるで匂いを嗅ぎつけたかのように、現れました。

来た者はしゃあない、ということで5名で走り始めます。

　　

徐々に距離を稼ぐと、yukiちゃんの上半身がブレ始め、笑顔とトークと躰が噛み合って来ません。
サドルの上げ過ぎです。

　　

杉林を走り、kohichi氏と私は花粉症が最悪になり、私は、終日、手鼻で鼻水を飛ばしながら走りました。
ホント、つらいんです。
水口峠店主さんへ電話をして、『今から向かう』旨を話したら、『俺んどころ前までは来れるけど、その先は通行止めやから、気を付けて向かって来て』と話され、ま、行くだけ行こうと隊列を進めます。
奥さんが作られた巻き寿司までご馳走になり、ありがたいことです。

　　

　

往路45kmを5名が無事、完走しました。
long-rideを、yukiちゃん一年ぶり、kohichi氏約二年ぶりという中、故障、トラブルも無く、45km完走ですからアッパレです。
お店に到着、空きっ腹ですから、喰って、喰って、11：40〜狂宴の始まりです。

　

いつもの如く、五石ママさんと写真を撮ったら復路です。
ちょっと待った、ここまで来たから『きじま』さんを探そう、ということになり、近所を探します。
ありました、ありました、立派な建物に変わっちゃいましたが、のれんのデザインは昔と変わらず。
しかし、店内飲食はできず、持ち帰りのみ。
新店主の息子さんは、『さぶちゃん』の話を私どもがしゃべり出したら、感極まって、涙腺弱くしていました。
現在、病気療養中の○○さんが過去に語った、『オ○ナととりはひねが良い』という発言、未だに忘れられません！

　　

いろいろな過去ドラマが再現された今企画でした。
長いこと続けていりゃ、そりゃ良くないこともありますが、良いことの方が多いってことが分かった“けいちゃん物語”でした。
きじまのれんを撮影したのが15：24
帰りの長良川鉄道も時間が噛み合わず、復路も自走が決まり、走るしかありません。
kohichi氏、yukiちゃんも、問題無さそうに快調に走り、17：46無事、美濃市道の駅に到着です。
皆さん、お疲れ様でした。
泡太楼氏は自走で帰り、私は、kohichi号に乗せてもらい、玄関横づけで楽チン帰宅できました。
130kmも走りましたから、私にゃ、十分です。
皆さん、お疲れ様でした。

【yukiちゃんコメント】
なーにを仰いますやら！
こちらこそ、楽しい帰路になりまして感謝しています。
本当に久しぶりのライドでしたが、
無事に行って帰って来ることができてとにかくホッとしています。ありがとうございました！！
笑いっからかしてお腹イタイです。

【ジョナさんコメント】
報告書「けいちゃん物語」、読ませていただきました！
イイですね、題名として使わせてもらうよ！
「きじま」さん、「五石」さん、バンザイ！