佐久間ダム観光ride

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 211024(日)
天 気 めちゃ良い天気でお出かけ陽気
参加者 私G、治虫さん、泡太楼さん
目的地 JR飯田線で佐久間ダムへ行こう (大嵐駅→静岡県道1号線→佐久間ダム→中部天竜駅30km)
行楽の秋、大人の遠足・社会見学rideと言うことで、静岡県佐久間ダムへと。
早い話、鉄ちゃんの私としては、飯田線の秘境駅へ行ってみたかったのです。
佐久間ダムなんて、行けそうで行けない所。
愛知県西部からでは、あまりにも遠すぎです。
飯田線を利用しても遠すぎますが、今回、治虫さん、泡太楼さんが同意してくれましたので、興味津々でお出かけです。
JR穂積駅06:30発→尾張一宮駅06:46発→豊橋駅08:11発→大嵐
(おおぞれ)駅11:11着という行程です。
往路は、穂積駅からは4時間40分も要します。

  

旅気分で、豊川稲荷のお稲荷さん寿司購入(680円)です。

  

往路中部天竜駅で、対向の上り特急を待ちます。
車掌さんから、373系特急です、と説明を受けますが、それほどの鉄ちゃんマニアじゃ無いので、分りませんでした。
373系電車は、 1995年 ( 平成 7年)に登場した 東海旅客鉄道 (JR東海)の 直流 特急形 電車 である。
キ…気動車
サ…エンジンなし(附随車)
ロ…グリーン車(イロハの“ロ”)
ハ…普通車(イロハの“ハ”)

  

大嵐駅11:11到着です。
輪行解除して、さあ、出発です。
大嵐駅は、静岡県
天竜川挟んで対岸は、愛知県豊根村

  

鷹巣橋 1956年5月竣工

 

透き通った清流を思い浮かべていましたが、実際は、濁ったまさに濁流のような気配。
佐久間ダムへは、愛知静岡長野県道1号線で南下します。
地方主要道1号線【飯田富山佐久間線】です。愛知県の東端を走るこの1号線は長野県飯田市知久平を起点として愛知県豊根村とおり、終点は浜松市佐久間町になります。よって愛知県内には起点も終点もありません。
なおこの道は長野県、愛知県、静岡県の各県道1号線になっています。

この険しい道は、戦後間もない復興期、国家重要プロジェクト・佐久間ダム建設のための、資材運搬、機械運搬等々の重要道だったことから、3県またがる『県道1号線』に指定したのではないかと、推察されます。

 

砂利の浚渫(しゅんせつ)作業船が係留されています。
川砂ですから、需要は永久的でしょうね。
その砂利を運搬するトンネルにしては、暗く、狭く、長く、路面悪く、
慣れていないと、車で走るにはビビってしまいます。
今回の私共、YouTubeでトンネル状況確認して、前照灯、後尾灯は完璧に用意して臨みました。
(無防備の泡太楼さんですら、用意してありました) (安全は金で買うのですから)

  

 

13:23佐久間ダム到着です。
↓Wikipediaより引用

静岡県浜松市天竜区佐久間町愛知県北設楽郡豊根村にまたがる一級河川天竜川本流中流部に建設されたダムである。

電源開発 (J-POWER) が管理する高さ155.5メートル重力式コンクリートダム。日本第9位の高さ[5]と第8位の総貯水容量[6]を有する日本屈指の巨大ダムであり、戦後日本の土木技術史の原点となった日本のダムの歴史に刻まれる事業である。佐久間発電所と新豊根発電所により最大147万5000キロワットを発電する水力発電を主目的とし、副次的に豊川用水の水源にもなっているほか、2004年(平成16年)より洪水調節目的を付加して多目的ダムとするダム再開発事業国土交通省によって進められている。ダムによって形成された人造湖佐久間湖と命名されており、ダム湖百選に選定されている。

佐久間ダム建設記録YouTube

木々が紅葉していればサイコーのロケーションでしょうが、おそらくそのような時期は、自転車乗りには寒すぎるでしょう。
今日がサイコーの自転車日和ですから、ここまで来ることができ、これはこれで満足です。

戦後土木技術の原点ともいわれる大規模重力式コンクリートダム
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元の佐久間ダムは昭和31年竣工。当時、ダムの高さは155.5メートルで、日本一を誇った。最大発電力は35万キロワットで、これも日本一。コンクリートの1日での打設量の世界記録を樹立。電力不足を1日も早く解消するため、「工期3年」で完成。戦後土木技術の原点とも言われる。既設の重力式コンクリートダムとしては現在でも高さが第4位で、代表的な大規模ダム。

 

佐久間ダム見学を終え、下流域の町へ下りますが、飲食店はなかなかあらず、
泡太楼さんが以前独りで佐久間へ電車旅したときの記憶で、CO・OPへ向かい、食糧購入調達し、店外テーブルで三人仲良くランチタイムです。
山の中なのに、イカの刺身が美味く、イカフライもめちゃ美味しかったです。
佐久間駅からでは、電車が無く、1区中部天竜駅へと下り、15:31の始発で帰路へとつきます。

  

戦後の日本経済の電力需要をまかなったダム
その建設には、多くの犠牲が下支えとなって建設され、飯田線も移転を余儀なくされ、想像のできない建設費と技術革新・導入のたまものの重量式ダム建設。
電車で4時間も要し、大人の社会見学勉強会、見聞録。
秋の陽射し、穏やかな陽射し、申し分の無い一日でした。
まだまだ知らない事ばかりです。
電車+自転車、良い移動手段です。
穏やかな秋の一日を有意義に過ごせました。


【治虫さんコメント】
隊長、泡太楼さんご苦労様でした
電車の旅、楽しかったですね
昼食のco-opの弁当、食品とても美味しかったですね
残念なのが佐久間ダムの水量が少なく 濁っていたことですね
満々と水が有るのを見たかったです
隊長、今度はどこへ連れて行ってくれるかな

※【飯田線】
(Wikipediaから引用)

開業からダム建設輸送、第二次世界大戦下の国有化、国鉄分割民営化と、折々の時代の要請の中で愛知県、静岡県、長野県に跨る険しい山岳地帯を貫き全通を果たし、現在も愛知県東三河地方と静岡県浜松市天竜区北西部、長野県中南信地方の都市や農山村を結ぶ路線である。起点の豊橋駅から終点の辰野駅を経て長野県の上諏訪駅まで各駅に停車して直通する列車もあり、豊橋駅から辰野駅までは約6時間かかるが、一度も乗り換えることなく行くことができる。1983年までは旧形国電の宝庫として鉄道ファンの注目を集め、現在でも天竜川の険しい渓谷を縫うように走る車窓風景や、小和田駅や田本駅などのいわゆる秘境駅の存在から鉄道ファンや旅行者に人気のある路線であり、JR東海もそのための臨時列車として急行「飯田線秘境駅号」を運行している

元々は直結していたものの4社に分かれていた私鉄(豊川鉄道鳳来寺鉄道三信鉄道伊那電気鉄道)の路線を戦時国有化・統合したことで成立した路線であり、駅はほぼ開通時の沿線集落ごとに設けられている。このため駅間距離が旧国鉄の地方路線としてはとても短いのが特徴で、全長195.7 km中に起終点を含めて実に94の駅がある。それらの平均駅間距離は約2.1 kmと大都市の市街地路線並みであり、また地方鉄道の簡易な規格で建設されたことから速度は低く、急カーブや急勾配も多く見られる。

 

 

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