伊勢奥津ride52km

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 220417(日)
天 気 曇天、12時から小雨
参加者 私G
目的地 JR名松線伊勢奥津(いせおきつ)
以前からどうしても乗りたかった『JR名松線』
何度も、雨に阻まれて実現できず、今日こそは行くぞ、と思った矢先、天気予報が急変し、東海三県地区は、読めない予報。
復路伊勢奥津駅13:06発に乗車すれば雨回避できると判断し、自走で120km先の伊勢奥津駅を目指すのを断念し、亀山駅から走り始めるとし、
名駅関西線亀山行き始発に乗るように、居宅駅尾張一宮05:54発→名古屋06:24発→亀山07:46着で移動です。
輪行解除し、亀山駅から県道28号線→広域農道グリーンロードで目指したのが失敗でした。
この広域農道は、地の道じゃなく、丘陵地を開いた産業道路で、アップダウンが激しいこと。
無味乾燥した道で、これには閉口です。
25kmを走り続けます。

↓時折見られる青山高原地帯の風力発電風車群。
昨年夏に、あそこを上ったんだと思うと、感無量です。
撮影画像ではわかりにくく、ごめんなさい。

 

09:24広域農道終わり、伊勢川口駅東側名松線に合流です。
この先、25kmは、風光明媚な鉄道沿線景観を楽しみながら、のんびりと走ります。
地方ローカル鉄道らしく、使用レールも国鉄時代そのままのようで、37Kレールのようです。
1メートルで何sかという規準です。
高速鉄道は、60K、50Kです。
37Kレールですから、高速で走れるわけでなく、揺れもそれなりに生じるでしょう。
ま、それが、ローカル線の魅力でもあります。

 

 

↓10:07家城駅到着です。
昭和6年12月竣工で、名松線では唯一の有人駅で、相対式2面2線です。

 

行き違いの為に、駅長さん自らが、タブレット交換です。
【伊勢奥津駅〜家城駅間】
単線区間で、 タブレット閉塞は、 反対列車がある場合、 列車の行き違いで、 反対列車にタブレットを渡します。 タブレット閉塞区間では、 A駅からB駅間は、 1列車しか走れませんから、 自分が乗っている列車が、 A駅に止まっていて、B駅に行く場合、 B駅から発車した反対列車が A駅に到着したら、 自分の乗っている列車は、 反対列車からタブレットを受け取り、 自分の列車は、B駅に向けて発車します。 このタブレットは、 A駅―B駅間の、通行手形のようなもので この通行手形が無ければ、 A駅―B駅間は、走れない訳です。

 

川、山、鉄橋、ローカル鉄道のマッチング、サイクリングには良いじゃないですか。
時には、幹線道路から外れて、鉄橋の下をくぐりながら道を進み、良いでしょ。

 

 

↓11:08国道422号線と交差する奥津交差点を直進し、伊勢本街道へと入ります。
伊勢奥津駅まで残り1.7kmです。

 

 

↓11:17伊勢奥津駅到着です。
駅には、既に、11:30発の列車が折り返し運転前でしたが、残り13分では輪行準備できず、諦めて、次発の13:06発で帰ることにします。
駅舎を一通り見学し、腹ごしらえに、駅舎隣の食事処『まるう』さんへと入ります。
他の親子連れさんが食されていた、『鉄板スパゲティー』が美味しそうだったので、それを注文です。
ママさんから、伊勢奥津辺りの観光、歴史の話しを伺っていると、12:30を過ぎてしまい、今日のイベントは終了です。
輪行準備して、13:06発に乗車して、復路の3時間の車窓を楽しみます。

 

 

 

日曜日の乗車が、写真のようですから、営業数値はどんなものでしょうか?
JR東海の新幹線様々なんでしょうね。
名松線の『名』は名張、『松』は松坂。
かつて、松坂から名張まで運転予定だったことでしょうが、近鉄大阪線が先に名張地区を通過させたので、やむなく伊勢奥津地区で断念とした経緯があったようです。
過疎化の進んだ閉塞地ですが、このローカル鉄道の存続は続けて頂きたいものです。
どうか、自転車乗りの皆さんも、そうじゃない皆さんも、是非、名松線に乗車願いて、車窓からの景観を是非とも楽しんで下さるよう願います。
昔は、映画館もパチンコ屋も有った様ですよ。
(食事処ママさん談)

【ネットより転用】
名松線とは名張と松阪を結ぶ計画だったことから付けられた路線名称だが、同区間に参宮急行電鉄(後の近鉄大阪線山田線)が先行して1930年に開通してしまったため、名松線は1935年に松阪駅から当駅までが開通したに留まり、当駅から先、名張までの区間は建設されないまま現在に至る。なお、駅前から近鉄大阪線名張駅との間に直通の三重交通バスが発着していたが1日1往復のみであり、2021年3月末をもって廃止されてしまった[2]。なお、朝の名張行きは伊勢奥津駅での名松線列車との接続は考慮されていなかった。伊勢奥津駅〜名張駅は、約30kmある。

2009年10月の台風18号による風水害で名松線全線が全面運休となった。松阪駅 - 家城駅間は同月15日に復旧したものの、JR東海は同月29日、家城駅から当駅までの間については復旧が困難として、当分の間、代行バスを運行すると発表(運賃は鉄道輸送のものが適用された)。2016年3月26日、伊勢奥津駅を松阪駅行きの一番列車が出発し、運休から実に6年半ぶりの全線復旧となった

 

伊勢奥津13:06発→松坂14:30着、乗換え快速みえ16号14:47発→名古屋16:03着。
松阪駅からの快速みえは、座席指定券530円を購入です。
2輌編成の快速みえは、先頭車2号は自由席、1号車の半分が自由席と座席指定とは知りませんでした。
1輌まるごと座席指定と思い込んでいました。
座席数にしたら、4席×6列の24座席ほどが指定です。
自由席は、もちろん満席でした。
たった2輌編成ですから、満員も当然です。

名古屋駅が近くなると、中央本線を走る車輌は、新規投入された通勤型新型車輌
これに乗るよう恵那、中津川からの輪行企画を考えなきゃ、と思っちゃいます。
自転車+鉄道移動、ほんと良いですね。

 

JR名松線に乗ることの企画でしたが、mayumiさんからは、『遠くまで行って、何が面白いの?、理解できないから今度聞かせて』と、LINEありましたが、鉄道ファンしか分らない奥深い話しですから、何も伝えずに、自己満足企画でお終いとします。 
 

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