八百津新旧旅足橋ride

おじサイクル企画
おじサイクル
日 時 221023(日)
天 気 秋晴れで、絶好の自転車日和
参加者 私G、泡太楼さん、ジョナさん
目的地 八百津町・新旧旅足(たびそこ)橋見学
10/23の本来の予定は、郡上大和→ひるが野→清美→高山→せせらぎ街道→郡上と150km走破予定でしたが、お誘いした泡太楼氏から却下が出て、
彼からは、
『旅足橋を下から眺めたい』と、要望があり、
仕方なく、私が折れることに。
彼から代替案が出たので、彼が全てを仕切ってくれると待っていると、何もactionが無い、更に、下呂市在住のジョナさんを誘った、という報告だけが。
待っていると、時間の浪費と判断して、私が行程を組むことに。
ジョナ氏へ電話して確認すれば、誘われましたが、行程は聞いていない、と。
ジョナ氏からは、『行くなら、新旧旅足橋見学が条件』とまで言われ、
ま、私が組むしか無い、と諦め、皆さんの意見を集約した行程が、
八百津蘇水公園→丸山ダム展望台→旧旅足橋→R418潮南→フレンドリーパーク大平→新旅足橋足元→久田見→潮南小学校→駐車場という65km、獲得標高1250MHのルート。

結局、時間が無くなり、走ったのは↓の実走ルートの44km、獲得標高950MHのみ。
移動時間 4:17:42
経過時間 7:25:10
残りの3時間は、何をしていたのでしょうか?

 

07:30蘇水公園集合です。
朝一の泡太楼氏から、差し入れの、『ホタテ入りのおにぎり』+持ち帰りの柿
朝から、妙にサービスが良いので驚きです。
どうしたの?と聞けませんでしたが、マジで思いましたよ。
朝一から、大変、美味しゅう頂きました。
泡様、ごちそうさまでした。
ありがとうございました。

  

先ずは、丸山ダムの新展望台へと案内です。
額縁フレームにはまりたがるオジサンたちです。
この先の旧旅足橋へ通じる道が、工事関係で閉ざされており、過去の道は、全て抹消されています。
どこをどう走って良いのか、思案しながら、八方塞がり行き止まりで困惑していると、
(私共よりちょっと上そうな)地元の奥さんから呼び止められ、
『あなたたち、どこへ行こうとしているの?』
『この辺りは、工事車両優先で、昔の道は、閉鎖されているよ』
『変な所へ入っちゃダメだよ、全てカメラで監視されているよ』と忠告を受けました。
『旧旅足橋へは行けないよ!』とまで、(笑顔で)釘を刺されてしまいました。
『どうして男の人は、あんな古い物に拘り、執着心があるのかね〜』と。
私共は、笑ってごまかすしかありませんでした。
優しそうな奥さんなら、話しを楽しんで、長居をするところですが、そそくさとその場を離れたのは、言うまでもありませんでした。

新丸山ダム建設工事

  

 

我々なりの判断で、『旧旅足橋へ通じる道が閉鎖されているなら、そこまでは行こう』と判断し、ジョナ氏持参の地図やら、スマホ地図やら駆使して、旧旅足橋へ通じる道を探し出せました。
行けば、工事看板、閉鎖案内が無い、行けるところまでは行こうと判断し、奥へ、奥へと進めば、旧旅足橋フレームが現れました。
一同、興奮度MAXです。

 

  

 

↓貸し切り景観です。

09:39出ました、出ました、旧旅足橋に到着です。
ここからは、ジョナ氏のワンマンショー始まりです。
世界に5基しか作られていない橋構造の一つがこの八百津の旅足橋
構造がどうとか、ラーメン構造がどうとか、トラス構造がどうとか、竣工日が昭和天皇の誕生日の4月29日とか、施工したのが、何とか建設とか。
ま〜、語る、語る、それにしても良く知っています、ホント感心します。
確かにこの構造、姿、錆具合とか、良いですね。
水没にはもったいないですよ。
旅足橋ウィキペディア

 

【↓ネットより引用】
旅足橋は丸山ダム建設に伴って、木曽川とその支流旅足川との合流点に架設された道路橋です。道路は国道418号の旧道で、2029年度竣工予定の新丸山ダム建設により水没する為、順次付替工事が進められており、既に新旅足橋を含むバイパスが一部開通しています。
 本橋の最大の特徴は、補剛トラス中央部の上弦材を主ケーブルに兼用させた特異な構造で、アメリカの橋梁エンジニアD.B.Steinman氏の考案によるもの。本形式橋の架設例は世界でたったの5橋、現存は3橋のみ。その内主ケーブルをアイバーで代用した橋を除くと、ウォルター・テイラー橋と本橋のみという大変希少な形式の橋と言えます。その後、橋梁技術の急速な進歩により、アーチやローゼ・斜張橋の時代となり、本橋を最後にこの形式を採用する事例はありませんでした。
 我が国の吊橋技術の進展に貢献し幾多の台風にも耐えた本橋も、新丸山ダム建設工事の進捗により撤去されるものと思われ、湖底に眠る旅足川水路橋のように、ひっそりとその役目を終えようとしています。

 竣 工:1954年(昭和29年)
 構 造:下路型単径間補剛トラス吊橋 他
 支間長/幅員:114m/4.5m
 設 計:笹戸松二 氏

 同形式の橋(竣工年/支間長)
 ・1926年 Hercilio Luz橋  340m(ブラジル)
 ・1928年 Silver橋     213m(アメリカ)(1967年崩壊)
 ・1928年 St. Marys吊橋  213m(アメリカ)(1971年撤去)
 ・1936年 Walter Taylor橋 183m(オーストラリア)

 

↓銘板に興味津々の二人。

 

↓旧旅足橋を見終え、湯谷橋から南戸(みなと)地区へ抜ける県道353号線へと進みます。
距離は、たった4.6kmですが、高低差315MH、平均勾配6.8%を、黙々と汗だくで上ります。
この4.6km区間が一番静かに上っていました。

泡太楼氏の事前チェックの天ぷら屋さん『天頂(てっぺんさん)で昼食です。
えび天丼の竹 税込1,852円です。
大きなエビ2尾、ふぐの切れ身、えのき、なすと豪華な昼食です。
大変、美味しゅう頂きました、ごちそうさまでした。

  

天丼食べた後に、八百津町立潮見小学校の双眼鏡を見るために、更に、上ります。
これは、めちゃ厳しかった、揚げ物後の上りは、したくなかったです。
二人は平然と上りますが、天ぷらの苦手の私には、苦痛の上りでした。

全校生徒さん11名という潮南小学校。
(生徒さんから直接お聞きしました)
以前にもあった双眼鏡、あいにく、クッキリとは見えませんでしたが、かろうじて名古屋駅前のビル群も見えました。
※潮見
(しおみ)村と南戸(みなと)村が合併してできたのが、潮南(しおなみ)地区

  

泡太楼氏から言われたmissionその2の、『旅足橋の橋脚下から上を眺めてみたい』という要望を遂行するために移動開始です。
R418からフレンドリーパーク大平への分岐(林道大平線)へと案内します。
分岐の南戸から旅足川まで、2.1km 落差-216MHを下ります。
公園から、ちょっと上り返し、第2missionの脚部下から上へ眺められる場所へと案内します。
ちょうど、バンジージャンプが行われており、皆さん、果敢に挑戦されています。

  

  

下からの眺めを終えて、旅足橋を上からということで、現地へ行けば、バンジージャンプにお客さんが並ぶ姿あり、泡太楼氏とジョナ氏は、ジャンプ現場へと社会見学徒歩移動。
『お客さんで、女性も並んでいた』という報告
すごいですね!

時間が落ちて、久田見へ回る時間はもう無し、というか、これも想定内の珍道中。
あっちで見学、こっちで道草。
私共の横を颯爽と、高速で抜かしていく若者ローディーさんたち。
今日は、これで良しと自問自答して終えます。

 

駐車場へ戻る前に、緑屋さんへ立ち寄り、栗きんとんを所望してから、
事故、怪我も無く、15時解散です。
おじさんたちには、有意義な一日でした。
泡太楼さん、ジョナさん、ありがとうございました。
次回の八百津rideは、令和5年2月の厳冬時、MTB企画予定です。
【再度、可能なら二股トンネルから先へ行ってみたい】【MTBで】
その時は、ヨロシクです。
お疲れ様でした。

 

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